今秋も解体が進むキハ183系
キハ183系 - 2021年11月17日 (水)
今秋も苗穂工場でキハ183系の解体が進んでいます。



主に1500番台など、機関換装を実施していない車両を中心に廃車・解体が進んでいるようです。
キハ183系の初期車0番台が営業運転から撤退したのが2017年度末です。登場が概ね1981年から1983年なので、車齢は34年~36年程度でした。
現在活躍しているキハ183系は、マイナーチェンジされた以降の車両です。登場が1986年からになっているので、新しいからまだまだと思っていたマイナーチェンジ車も初期車と同じ車齢になってしまいました。


過去にJR北海道から発表された資料です。初期車の老朽・劣化状況に関する資料ですが、マイナーチェンジ車についても、同様の老朽・劣化が著しく進行していると予想します。全面撤退の話はないので、来春以降も現役続投になると予想しますが、機関換装車を中心に、最低限の両数で乗り切ることになりそうです。

写真は先日の特急「宗谷」の代走。
これまでキハ183系一般車が登板することはありましたが、主に500番台・1500番台を中心とした車両で組成された編成でした。先日初めて機関換装車で組成された編成が用意されました。このことからも、廃車・解体が進み、500番台・1500番台を中心とした編成が組めない状況になっていることが伺えます。
今年4月の時点で、キハ182形のうち、機関換装を実施していないのが2両しかないため、まもなく500番台・1500番台で組成された編成は見られなくなるはずです。解体されたキハ183系の車番は細かく確認していませんが、もしかしたら、これら2両は既に解体されており、現時点で組めなくなっている可能性もあります。
かといって、機関換装車のみが生き残る可能性は低く、理由はハイデッカーグリーン車にあり、機関換装を実施した同車が3両しかないため、全ての運用に充当させるためには、予備車両がなくなってしまいます。なので、500番台のハイデッカーグリーン車も2両残存しており、こちらについては、原則として最後の最後まで残るでしょう。
参考URL:【代走レポート】11月9日の上りの特急「宗谷」をキハ183系一般車で代走
キハ183系のカウントダウンが迫ってきました。最後は「北斗」で使用されていた機関換装車を中心に残存し、最後の活躍を続けるようです。
乗る&撮るには、将来的な動向がまだ発表されていない今が、混雑も発生せずに堪能することができるかもしれませんね。
↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村

人気ブログランキング



主に1500番台など、機関換装を実施していない車両を中心に廃車・解体が進んでいるようです。
キハ183系の初期車0番台が営業運転から撤退したのが2017年度末です。登場が概ね1981年から1983年なので、車齢は34年~36年程度でした。
現在活躍しているキハ183系は、マイナーチェンジされた以降の車両です。登場が1986年からになっているので、新しいからまだまだと思っていたマイナーチェンジ車も初期車と同じ車齢になってしまいました。


過去にJR北海道から発表された資料です。初期車の老朽・劣化状況に関する資料ですが、マイナーチェンジ車についても、同様の老朽・劣化が著しく進行していると予想します。全面撤退の話はないので、来春以降も現役続投になると予想しますが、機関換装車を中心に、最低限の両数で乗り切ることになりそうです。

写真は先日の特急「宗谷」の代走。
これまでキハ183系一般車が登板することはありましたが、主に500番台・1500番台を中心とした車両で組成された編成でした。先日初めて機関換装車で組成された編成が用意されました。このことからも、廃車・解体が進み、500番台・1500番台を中心とした編成が組めない状況になっていることが伺えます。
今年4月の時点で、キハ182形のうち、機関換装を実施していないのが2両しかないため、まもなく500番台・1500番台で組成された編成は見られなくなるはずです。解体されたキハ183系の車番は細かく確認していませんが、もしかしたら、これら2両は既に解体されており、現時点で組めなくなっている可能性もあります。
かといって、機関換装車のみが生き残る可能性は低く、理由はハイデッカーグリーン車にあり、機関換装を実施した同車が3両しかないため、全ての運用に充当させるためには、予備車両がなくなってしまいます。なので、500番台のハイデッカーグリーン車も2両残存しており、こちらについては、原則として最後の最後まで残るでしょう。
参考URL:【代走レポート】11月9日の上りの特急「宗谷」をキハ183系一般車で代走
キハ183系のカウントダウンが迫ってきました。最後は「北斗」で使用されていた機関換装車を中心に残存し、最後の活躍を続けるようです。
乗る&撮るには、将来的な動向がまだ発表されていない今が、混雑も発生せずに堪能することができるかもしれませんね。
↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村

人気ブログランキング

- 関連記事
-
-
老体に鞭を打つキハ183系 2021/11/27
-
今秋も解体が進むキハ183系 2021/11/17
-
道の駅あびらD51ステーションのキハ183系スラントノーズ車の冬囲いが始まる 2021/11/04
-