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老体に鞭を打つキハ183系

昨日は旭川駅の展示イベントに行ってきまして、ほかにも和寒に行ったり、比布に寄ったり、美瑛に行ったりと乗り鉄を楽しんできました。

まずは展示会の様子をお伝えしたいところですが、あまり注目されなかったキハ183系の様子を。展示会開催中に特急「大雪2号」の到着時刻と被っており、その様子を確認してきました。



当日は吹雪いていたりと、イマイチの天候で、入線時も吹雪の中のシーンを期待していましたが、直前になって晴れてしまいました。パッと見あまり違和感はありませんが・・・













車体側面はかなりお疲れモード・・・。

塗膜が劣化しており、所々にヒビが入って、これからもっと酷くなりそうな場所も・・・。

中には、劣化した場所を上から塗装で塗って応急処置している場所もあります。

末期のキハ183系ですが、最近は特に外装の劣化に目に留まります。函館運輸所(函ハコ)所属時代は綺麗な外装を維持していた機関換装車でさえも苗穂運転所(札ナホ)転属後は、このような酷い状態で使用されています。

道南方面と道北方面では気候が異なります。こうした塗装の劣化は、北海道では、特に冬季に劣化が激しくなります。風雪や走行中(営業列車)に雪や氷によって塗装面が傷つきます。そして割れた塗装面の隙間に入り込んだ細かい雪が水となり、やがて気温が下がることで凍結し、氷になって膨張することで塗装面破損という状況が起こります。

これからの時期はキハ40形気動車やキハ183系ではそうした症状が例年多くなる時期です。なので北海道は、本州方面以上に車体のメンテナンスも大変です。

大変なのはわかりますが、あまりにも外装が劣化した車両を使うというのも問題で、利用客からすれば不安視する方もいるでしょう。昨日Facebookのコメントでは、このような状態でも乗り心地や移動時に問題がなかったとしても、最新のキハ261系と同じように特急料金を払うのはいかがなものかというものもあり、確かに運行上問題ないとしても、運行するうえで車両を綺麗に維持するということは運行する鉄道会社の努めでもあります。

いくら厳しい状況下とはいえ、この状態が続くのは、JR北海道のイメージとしてもマイナスになることは言うまでもありません。しかし、キハ183系は廃車・解体が進んでおり、車両数も絞り込まれているはずですから、おそらく引退までこうした状態の車両を使用し続けていくという方針なのでしょう。

キハ183系のような鋼製車体の車両は、塗膜の劣化を引き起こすので、車体を綺麗に維持するのが大変です。上記の理由のとおり、北海道では冬季において塗膜の劣化が進行しやすいですが、昔は写真のような酷い状態の車両はあまり見られませんでした。

JR北海道では、社員数が年々減少し、車両を整備する現場の人材確保に苦慮していることについて言及しているので、単純に手が回らずに運行上特に問題もないので、車体の整備を後回しにしている現状が見れると思います。

函館方面など、利用や本数の多い特急については、どんどん新車に置き換えているものの、こうして利用の少ない方面の特急に目を向けたら、対応で格差が生じています。高速化されておらず、元々利用水準の低い北見・網走方面なので、何でも後回しになるのはわかりますが、列車を運行している以上は、最低限車体を綺麗にして、利用客を迎え、目的地まで安全に快適に利用してほしいと思います。











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コメント
10924:急ピッチを要する車両置き換え、きっちり進んでいるのだろうか? by 特別快速ダッフィー on 2021/11/24 at 23:20:15

2023年末で東日本のSL銀河号運行終了。
これによって、キハ143の引退時期も予測可能になりました。
しかしながら、どうもJR北海道の普通鋼製車体の塗装がハゲている・いい加減というのが増えてます。
キハ150もその傾向で地で塗ってる箇所を見つけました。
来年度は総入れ替えの路線もあるからそれまで辛抱と言ったところかな。

10931:末期とは言え・・・! by ピカチュウ親方 on 2021/11/25 at 01:50:56

他のJRでも、凸凹車体やパッチワーク車体等と言われる車両が散見されますが、錆肌露出はちょっとねぇ(笑)。
特急料金払ってコレかよって思う方も居るだろ。
こんな有様を見て、「次はバスだな」って思う方も居るだろ。
今のJR北海道にわざわざ乗ってくれた方のためにも、せめて塗装位はして欲しいですね。

10932:キハ183系の外装劣化 by mitaka on 2021/11/25 at 09:50:09 (コメント編集)

函館運輸所(函ハコ)配置の時は小奇麗だった外装が、苗穂運転所転属後急速に劣化したようですね。道北中心の運用に変化して外装が劣化した可能性もありますね。函館と苗穂にメンテナス能力の差が存在するのは否定できないと考えられます。

国鉄キハ82系の誕生時から特急気動車のメンテナンスを続けていた函館運輸所には、特急車両整備に関する有形無形のノウハウがあったはずで、それがキハ183系の整備においても影響していたと考えられます。国鉄時代においても、キハ82系は札幌運転所にも配置されていましたが、車両の状況は函館運転所(函ハコ)所属車とは雲泥の差がありました。当時の函館運転所所属キハ82系にしても、大半が向日町、尾久等の本州からの使い古し転属車で、それをあそこまで整備していたのですから、凄いことでした。札幌運転所や旭川機関区の現役運転士の話を聞いたことがありましたが、特急気動車の整備技術に関しては函館運転所は日本一とのことでした。特急気動車整備の部内向け教本も函館運転所のメンバーによって作られ、全国の気動車整備職場に配布されていたようでした。キハ183系導入に際しても、函館運転所は事前に職員を同型エンジンの搭載されているキハ181系の配置されていた山陰本線の米子にまで長期派遣させて、整備ノウハウ習得に努めたという話も聞きました。

10935: by スーパー白鳥98号 on 2021/11/27 at 17:36:24

前にも書いたと思いますが、函館所属時代の塩害の影響や製造から30年以上経過していることによる老朽化、道内中での運用での酷使などのダメージが今来ているのでしょう。室蘭の陣屋町駅に留置されていたスラントノーズも初めは塗装の剥離も少なかったものの、輸出時は長年の海岸沿いでの留置による塩害などの影響なのか塗装がもうボロボロの車両もいたりと見た目はまるでゾンビ特急のような感じの車両になっていた車両もいました。やはり修繕が老朽化のスピードに追い付いていなくなっている状況であることは明らかで、小樽に保存されているキハ82やキハ56などと同じように直しても直してもすぐ傷んでしまうのがキハ183系にも現れているのでしょう。この状況を改善しなければならないものの、改善できない状況はまずいので早急な対策を打ってほしいところです。

10937: by かねはな on 2021/11/28 at 20:24:25

こういう塗装剥離って、これまでのJR北では廃車まで1年を切った車両でよく見られた気がします。つまりこの183も来春辺りに廃車なのでしょう。
逆にまもなく引退と騒がれているはずの283の塗装部分を見ても、このような酷い状態にはなっていません。
そのような理由から、私個人的には、283はおおぞら引退後に即廃車解体ではなく、新車投入までの一時しのぎとしてオホーツク・大雪に転用する気がしてなりません。廃車せずに残っている283は、ちょうど石北特急を賄うのに必要十分な両数があります。

10938:車両は商品。 by 天寧 on 2021/11/29 at 22:27:23 (コメント編集)

こんばんは。
こんな姿でお客さんを乗せて走っているなんて考えようによっては失礼に当たります。
JRにとって車両は商品ですよ。外観だけでも美しく整えるのが乗客に対する礼儀だとも思うのですが・・。
そしてこのまま廃車なんて車両もかわいそうです。せめて死化粧であっても施してあげたいですね。

10941: by 管理人 on 2021/11/29 at 23:08:22

>>「特別快速ダッフィー」さん、コメントありがとうございます。

所属先によって、検査基準が違うんだと思います。函館配置時代は綺麗だった機関換装車も苗穂に来た途端にボロボロになりました。インスタツイッターでも同様の内容をアップしましたが、単に資金不足が影響しているとは考えにくいです。単純に人手が足りずに手が回らないだけだと思います。

銀河号は臨時列車として、且つ北海道と比べて使用条件は良いはずなのに北海道よりも先に引退するということは、北海道車はかなり老朽化が進行していると見ていいでしょう。管理者としては、客車を古い基準のまま気動車化した車両のため、大型トラックなどと踏切事故を起こした際は心配ですよ。運転士はタダでは済まないでしょう。

早急に置き換えが必要だと思います。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

10942: by 管理人 on 2021/11/29 at 23:11:52

>>「ピカチュウ親方」さん、コメントありがとうございます。

メンテが大変なのはわかりますが、維持している以上は、ある程度綺麗に外装を手入れする必要はあります。

やはり利用客が不安になりますよね。「ちゃんと走るのだろうかと・・・。」

九州なんかも、観光列車に力を入れる一方、鋼製車体の787系は塗膜が剥がれてボロボロの車両もありますよね。目立たなくするために、外装を濃い色にしているのかもしれませんけどね。

いずれにしても、改善してほしい部分です。利用客離れも可能性として出てきてしまいますよ。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

10943: by 管理人 on 2021/11/29 at 23:28:48

>>「mitaka」さん、コメントありがとうございます。

使用するエリアが異なったため、外装の劣化が進むようになったのも理由の1つですが、所属先によってメンテナンス基準が異なっているようにも思います。

単純に資金不足とは考えにくいです。機関換装車登場後も函館では綺麗に整備していたので、資金不足という状況でも、綺麗にメンテできるはずなんです。

単純に人手不足で手が回らない等の理由が考えられます。

函館でそんな奥が深い話があるとは思いませんでした。鉄道雑誌や各種資料よりも参考になります。まして、国鉄の北海道総局や管理局では、老朽化などを理由に整備が苦慮し、新形式を要望していたと思いますが、上が予算を理由に拒否し続けた。それでも列車を運行させなければならない。ということは、既存の車両を修理して使わざるを得なかったという流れだったと思います。

それが後に莫大な技術というものを生み、民営化後もそれが継承され続けたのだと思います。

昔はこうした写真の車両は少なかったと思います。やっぱり金と人が足りないからでしょうか?残念です。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

10946: by 管理人 on 2021/11/29 at 23:59:52

>>「スーパー白鳥98号」さん、コメントありがとうございます。

あとは手が回っていないのだと思います。整備現場で特に人手不足が深刻です。昔はこのような車両はあまり走っていませんでしたが、ここ数年で多くなったような気がします。あとは、所属先によっても綺麗またはボロボロでけっこう差があります。

単に外に置いているだけでも鋼製車体は劣化が早いです。ですが使い続けている以上はある程度綺麗にメンテナンスしなければなりません。利用客からすれば、こんなボロボロ車両がやってきて、良い気分にはならないですよね。

早急な対策も何も現時点ではどうにもならないはずなので、引退までこの状況が続いていくのだと思います。

10948: by 管理人 on 2021/11/30 at 00:12:40

>>「かねはな」さん、コメントありがとうございます。

1年を切った車両でなくても見られますよ。例で言えば、旭川に転属したキハ150や、室蘭方面で使用しているキハ143などです。後者は転用後数年で塗膜剥離、鉄粉まみれの車体で疲労感が否めません。

一応来年度までに既存の特急気動車は全て置き換えられる計画です。キハ283系の転用説もありますが、整備が大変な車両をわざわざ残しておく必要もありません。元々故障が多い車両のようで、整備現場での評判もあまり良くない車両のようです。

その車両をさらに厳しい条件下で使用するとなれば、故障のリスクが高まり、残っている両数だけでは、もしかしたら宗谷線特急のような事態も招きかねません。管理者としては、やはりどの方面も同じ車両に統一して万が一の際もすぐに対応できることが望ましいと思います。

10949: by 管理人 on 2021/11/30 at 00:15:27

>>「天寧」さん、コメントありがとうございます。

ある程度は許容範囲だと思いますが、写真の姿は酷いです。一度にここまで塗膜剥離が進行するわけありませんから、長期間にわたって修繕を放置している状態になります。

一般の利用客からすれば、これを見て良いイメージはないですよ。外装を整えて運行することは礼儀という考え方は仰るとおりだと思います。

10991: by 龍 on 2021/12/21 at 02:46:13 (コメント編集)

2022年1月18日より、キハ261系5000番台(ラベンダー編成)が特急「オホーツク」「大雪」の定期運用に入ります。ヘッドマークはこれまで通りステッカーでの対応になるのか、それともLEDで新たに表示するのか、気になるところです。

また、2022年2月〜3月にかけてキハ183形・キロ182形の1両ずつが登場時の塗装(新特急色)に復刻されます。先日発表された「オホーツク」のヘッドマークに続く復刻企画となりますが、0番台の時は国鉄色で4両が復刻され、1編成全てが国鉄色で運転されたのに対して、今回は2両。所定が4両編成なので、HET色との混用となります。

10994: by 管理人 on 2021/12/22 at 00:19:08

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

管理者もヘッドマークデザイン復元よりも、ラベンダー編成のヘッドマークがステッカーなのかLEDになるのかの方が気になっています。

それによって、置き換えが現実味を帯びてくることになりますからね。

H100形を含めて、不採算路線には原則新車を投入しない車両置き換え計画となっていますが、石北本線の旭川口では石北峠を越えない列車はH100形に置き換わることになり、その計画とはズレています。つまり、不採算路線であっても、利用状況等ややむを得ない場合は新車に置き換わる可能性もあるということです。

復刻塗装は2両だけということで、HET色との混用になります。計画では来年度までに既存の特急気動車の置き換え計画が完了するので、復刻塗装も僅かな期間の活躍になりそうですね。

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