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新しくなった倶知安駅ホーム

本日2度目の更新です。

最近駅の話題ばかりで申し訳ありませんが、11月下旬に倶知安方面へ。ちょうど北海道新幹線工事に伴い、倶知安駅ホームが切り替わったということで見てきました。



左側が従来のホーム、右側が新たに設置されて先日から供用開始している新ホームです。ホームに車庫のようなものが見えますが、これは後程紹介する通路の壁で、冬季であれば風雪対策などで役立つことでしょう。



旧ホームへのレールはすっかり雪に埋もれていました。



新ホームへはこんな感じ。左が1番線、右が2番線です。2面2線ですが、新ホームでは1番線が行き止まりとなっています。速度制限は15km/h。これは快速「エアポート」の小樽駅入線速度とあまり変わらなかったと思います。





倶知安駅のホームの位置が変更されたことで、踏切の位置も変更されています。従来踏切だった一部に道路が敷かれています。





倶知安駅の駅舎に入ると、新ホームまでの通路が真っ直ぐ延びています。



新ホームに出ました。右が行き止まりとなった1番線、左が2番線です。行き止まりになった理由は通路の確保の影響も大きいようです。



キハ201系などが滞泊する倶知安駅前の車庫も新しくなっていました。



新しい倶知安駅ホームは4両編成まで対応しています。しかし、今秋運行された特急「ニセコ号」は5両編成だったので、もし今後もノースレインボーエクスプレスが充当される際は、一部車両はホームから外れて停車せざるを得なくなります。但し、ノースレインボーエクスプレスは先頭車はキハ261系などのように2ドアではなく、運転席側には乗降扉はないので、その影響は最小限で済みそうです。

定期列車は、キハ201系による3両編成が最大なので、臨時列車運転時を除けば、車両がホームからはみ出して停車することはなさそうです。

ホームは1面2線構造ですが、1本が行き止まりのため、小樽方面へ、長万部方面へそれぞれ直通する列車の交換はできなくなりました。このため、朝の蘭越行きと夕方の倶知安行きの2本について、倶知安駅で分離することになり、乗り換えが生じるようになりました。

完全に交換ができなくなったわけではなく、長万部方面、小樽方面それぞれからやってくる列車が倶知安止まりであったり、長万部方面からの列車が小樽方面へそのまま直通し、小樽方面からの列車が倶知安止まりである場合は、新ホームでも対応することが可能です。一部で乗り換えが生じるようになりましたが、元々本数が少ないので、影響は最小限で済みそうです。

今回の新ホームへの移設の理由は、北海道新幹線関連工事に伴うものです。北海道新幹線が札幌まで延伸した際は、従来のホームのあった場所に新幹線ホームが新たに設置されます。

これまで、倶知安駅では新幹線では珍しい地上にホームを建設する計画でしたが、駅周辺の東西の分断を避けるため、高架化することに決まりました。待避設備などは設けられない相対式ホーム2面2線構造となる計画です。

管理者が8年前に聞いた話では、停車する新幹線の本数は在来線時代の知内駅や津軽今別駅のように2往復程度しか停車しないという話を聞いて、これでは、何のために新幹線の駅を設けるのか不思議で仕方ありませんでした。ですが、知内駅はそのまま信号場化されて廃止されたものの、奥津軽いまべつ駅では、在来線の2往復から現行の新幹線になって7往復に停車本数が増えているので、倶知安駅もある程度停車本数は確保されると思います。

但し、新幹線の駅からすれば、重要な拠点の駅ではありませんから、最速達列車などは通過することになるでしょう。



倶知安駅で列車を降りると、天気が良ければ目の前に羊蹄山が広がります。

北海道新幹線の倶知安駅の駅舎デザインにおいて、倶知安町民へのアンケート調査も既に実施されています。そのうち、駅舎としてふさわしいと思うデザインについて、羊蹄山を眺望できるデザインが回答として最も多く、駅デザインにふさわしいキーワードやモチーフについても、羊蹄山やニセコ連峰、ウィンタースポーツ、雪などの回答が多く、中でも羊蹄山の回答が圧倒的多数を占めています。

現在は写真のように地上駅なので、建物や電線が障害になっていますが、高架化されれば、その障害もなくなり、駅舎から羊蹄山を一望できることになるでしょう。なかなか風景を堪能できる駅は全国でも少ないので、話題になれば、人が集まる拠点になり得るかもしれません。展望スペースのみならず、カフェやレストランなど、食を通じて景色を堪能できるようなスペースも設けられれば嬉しいです。

新幹線開業で盛り上がる一方、やはり気になるのは在来線の存廃問題。これも近々取り上げていきたいと思います。










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コメント
10987:山線に並行して建設中の高速道路について by 龍 on 2021/12/16 at 08:37:14 (コメント編集)

山線(函館本線の長万部〜小樽間)に並行して建設が進められている高速道路は、長万部町側では2009年に「国道5号・黒松内新道」として黒松内JCT〜黒松内IC間が開通し、黒松内JCTで道央自動車道と接続されました。小樽市側では2018年に「後志自動車道」として余市IC〜小樽JCT間が開通し、小樽JCTで札樽自動車道と接続されています。

2021年現在は倶知安IC(仮称)〜余市IC間が「国道5号・倶知安余市道路」の事業名で着工済みで、このうち仁木IC(仮称)〜余市IC間が2024年度に開通予定であることが発表されています。

そして、2021年度に蘭越町〜倶知安IC(仮称)間の計画段階評価手続きが開始され、着工に向けた準備に入りました。これで、着工準備に入っていない区間は黒松内IC〜蘭越町間。隣接した2町(黒松内町と蘭越町)の間だけになりました。

10989: by 管理人 on 2021/12/17 at 00:11:40

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

一昔前なんて、小樽方面の高速道路がつながるなんて思いもしませんでしたよ。まだつながるかどうかわかりませんが、将来的にはほぼつながる計画になりそうですよね。

そうなれば、道央から函館方面への短絡ルートとして期待され、地方を経由する高速道路としては交通量がかなり期待できそうです。

将来的には高速道路と新幹線が競合することになりそうです。在来線では敗北を喫していますが、対新幹線ならどうなるのでしょうか?やはり料金で有利な自家用車&高速道路の組み合わせが勝ってしまうのでしょうか?このあたりが非常に気になるところです。

11987: by 龍 on 2022/11/22 at 01:34:51 (コメント編集)

倶知安駅の駅舎とホームを結ぶ連絡通路が南側に移されました。ホーム移設当初は旧ホーム部分を跨ぐ形で通路が設置されていましたが、北海道新幹線倶知安駅の建設工事の支障となる旧ホーム部分を完全に撤去するために通路が移転となったわけですね。

また、国道5号「倶知安余市道路」として建設が進む後志自動車道の一部ですが、2024年度に仁木IC(仮称)〜余市IC/TB間、2025年度に共和IC(仮称)〜仁木IC(仮称)間、2026年度に倶知安IC(仮称)〜共和IC(仮称)間の開通を目指しているとのことです。

・共和北IC(仮称):道道1178号泊共和線との交点に設置予定。道道1178号は泊村茅沼村の国道229号との交点を起点とし、共和町国富の国道5号との交点までの区間。2022年度に一部区間が開通予定で、2025年度の共和北IC(仮称)との接続により泊村との物流効率化・周遊観光の促進も期待されています。
・共和IC(仮称):国道5号と国道276号の交差点付近に設置予定。
・倶知安IC(仮称):倶知安駅より西側に設置予定。道道58号倶知安ニセコ線を介して倶知安駅や倶知安町中心部と接続され、札幌市や新千歳空港と倶知安町のアクセスの改善が期待されています。

この他、蘭越町〜倶知安IC(仮称)間の事業化に向けた計画段階評価も進められ、「現道改良・一部別線ルート」と「全区間別線整備ルート」の2択で検討中です。おそらく後者になるでしょう。新千歳空港から遠い地域にとって、北海道新幹線と後志自動車道がセットで整備されることは大きいと思われます。同時に、並行在来線(函館本線)の存在意義がもはや貨物輸送と「はこだてライナー」を除いてほぼ皆無であるということも意味するわけですが。

11995: by 管理人 on 2022/11/23 at 00:26:37

>>龍さん、再度コメントありがとうございます。

後志自動車道が延伸すれば、道央と後志はより便利になります。また、通過点になってしまいますが、道央と道南を結ぶ主要ルートとしても期待できそうです。

ただ、倶知安まで伸ばしたら、追っかけ撮り鉄とかが出てきそうで怖いです。特急「ニセコ号」でやりそうな人間もいましたから、この高速道路の延伸は彼らにとっても大きいですよね。

これによって、並行在来線等の存在意義も貨物などを除いてさらに薄くなっていきます。最終的にはなんとかするんでしょうが、ここまで高速道路網を拡充すると、公共交通の均衡が保てなくなります。どれかを充実する分、どれかの役目を終わらせたり、縮小せざるを得ないのです。

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