日高本線の鵡川~様似間廃止に伴って廃止された日高本線・様似駅
駅 - 2021年12月27日 (月)
今回は予約投稿記事です。
日高本線の終着様似駅について。今回で廃線区間の駅紹介は終わりになります。なんとか12月中までに終わらせることができました。



前回の記事の最後で記載しましたが、ローカル路線バス乗継旅で様似駅が出ていて、一度行ってみたいと思っていた駅です。

様似駅の向こうは行き止まりです。かつては広尾線と結ぶ計画があったようですが、結局実現せずに行き止まりとなってしまいました。

ホームは1面1線の地上駅で側線もありました。
静内駅管理の簡易委託駅で、駅の隣に様似町の観光案内所が併設されています。始発列車運行のため、夜間滞泊も設定されていました。


駅舎内や駅前はこのような感じ。駅前は少し賑やかですが、まだ列車が乗り入れていた頃から、1日における平均乗車人員は8人で、代行バスになって以降はさらに減り、4~5人程度となっていたようです。路線バスが充実しており、鉄道利用は少なかったようです。
例えば、えりも岬へ行くにしても、鉄道に乗って行く利点はなく、自家用車か路線バスになります。様似止まりというのも中途半端で、例えば観光として鉄道を利用するにも難しかったと思います。
ということで、日高本線の廃止になった区間の駅を全てお伝えしました。元々赤字のローカル線でしたが、日高本線の一部区間が不通になるまでは、一応JR北海道も存続の意志はありました。しかし、台風という自然災害の影響で鉄路は寸断されてしまい、復旧には莫大な費用がかかることから、復旧を断念し、影響が少なく、且つ拠点である苫小牧~鵡川間だけ存続した形となりました。
九州でも近年自然災害に見舞われ、現在も一部路線が不通となっています。中には、復旧するためには、線路を新たに敷設するような大規模な復旧工事・費用が必要とも報道などで確認しました。観光路線が含まれているとはいえ、果たして、莫大な費用を充ててまで復旧する必要があるのか難しいところです。
九州の場合は北海道と状況が似ており、もっと県や沿線がもっとこの問題について介入すべきだと思いますが、やはり利用に見合う採算という障害があります。解決策としては、やはりお金ですよね。
日高本線もお金があれば復旧できたんです。最終的にはやはりお金なんです。お金があれば全て解決できたんです。日高本線をみても、「やはり金か!」と報道が出る度に管理者は思っていました。
お金はJRと道と沿線自治体の関係をも悪化させる魔物のようなものです。我々はそれに踊らされず、対等に適切な判断ができることが大切です。
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日高本線の終着様似駅について。今回で廃線区間の駅紹介は終わりになります。なんとか12月中までに終わらせることができました。



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様似駅の向こうは行き止まりです。かつては広尾線と結ぶ計画があったようですが、結局実現せずに行き止まりとなってしまいました。

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静内駅管理の簡易委託駅で、駅の隣に様似町の観光案内所が併設されています。始発列車運行のため、夜間滞泊も設定されていました。


駅舎内や駅前はこのような感じ。駅前は少し賑やかですが、まだ列車が乗り入れていた頃から、1日における平均乗車人員は8人で、代行バスになって以降はさらに減り、4~5人程度となっていたようです。路線バスが充実しており、鉄道利用は少なかったようです。
例えば、えりも岬へ行くにしても、鉄道に乗って行く利点はなく、自家用車か路線バスになります。様似止まりというのも中途半端で、例えば観光として鉄道を利用するにも難しかったと思います。
ということで、日高本線の廃止になった区間の駅を全てお伝えしました。元々赤字のローカル線でしたが、日高本線の一部区間が不通になるまでは、一応JR北海道も存続の意志はありました。しかし、台風という自然災害の影響で鉄路は寸断されてしまい、復旧には莫大な費用がかかることから、復旧を断念し、影響が少なく、且つ拠点である苫小牧~鵡川間だけ存続した形となりました。
九州でも近年自然災害に見舞われ、現在も一部路線が不通となっています。中には、復旧するためには、線路を新たに敷設するような大規模な復旧工事・費用が必要とも報道などで確認しました。観光路線が含まれているとはいえ、果たして、莫大な費用を充ててまで復旧する必要があるのか難しいところです。
九州の場合は北海道と状況が似ており、もっと県や沿線がもっとこの問題について介入すべきだと思いますが、やはり利用に見合う採算という障害があります。解決策としては、やはりお金ですよね。
日高本線もお金があれば復旧できたんです。最終的にはやはりお金なんです。お金があれば全て解決できたんです。日高本線をみても、「やはり金か!」と報道が出る度に管理者は思っていました。
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