fc2ブログ

プロフィール

管理人

Author:管理人
北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

<公式Facebook>


<公式Twitter>


<公式Instagram>

Amazon.co.jp(鉄道雑誌その他)

RSS

【コラム】来年度の大きな課題である白石駅のポイント不転換

久々のコラム記事です。

今回は来年度に向けての改善点についてです。実は道内は年末から年始にかけて大寒波&大雪に見舞われ、道内各路線及び列車に運休や遅れが多数発生しました。

JR北海道のホームページによる運行情報について、「雪の影響による・・・」等の表示で細かい内容まで我々は把握していませんが、実は白石駅におけるポイント不転換は管理者としては重要な問題であり、来年度に向けて改善すべき点であると考えています。



白石駅は千歳線の札幌方面に向かう際だけ待避できる構造になっており、写真の733系のように同駅を通過する千歳方面から札幌方面へ向かう列車はホームのない線路を勢いよく通過していきます。

地元の方ならわかると思いますが、この写真はおかしな光景で、日中にも関わらず、3両編成の普通列車がホームのない線路を経由していたのです。理由は・・・



別の日に撮影しましたが、白石駅構内のポイント不転換により、千歳方面からの普通列車が同駅に発着できなくなり、同駅だけ通過扱いとし、乗客は一旦苗穂駅まで行き、そこから千歳方面及び江別方面の列車に乗車して引き返すという措置がとられました。写真のように除雪作業を実施している際は、安全のために函館本線の札幌方面の列車も一旦抑止となります。

管理者も繁忙期における列車の撮影で白石駅前後を何度か行き来しました。年末年始に確認しただけで4回ありました。そのうち1回は乗車していた列車が白石駅が通過となりました。

冬季におけるポイント不転換は毎年道内の至るところで発生しますが、頻繁に発生するということはありません。しかし、札幌圏では白石駅が断トツで多いはずで、理由は年末年始は真冬日が続き、日によってはドカ雪が降りました。さらに・・・





白石駅では列車が高速で通過するため、ポイント部分に雪が溜まりやすい状況になってしまうそうです。快速エアポートが大増発されてほぼ10分に1本が高速で通過しますから、特に年末年始は1日に何回も、それも数時間に一度ペースでポイント不転換が発生していたのではないかと思います。

JRの運行情報では、30分以上遅延が発生しなければ、原則情報は流されません。現在は「Kitaca運行エリア列車運転状況」というものがあり、札幌圏の駅を指定すれば、5分単位で列車の遅延情報が把握できるようになりました。エリア外と表示される場合もありますが、原則としてある程度の位置まで把握でき、管理者としては大変助かる機能です。

年末年始の場合、千歳線で最大20分程度の遅れが発生し、且つ一部列車で部分運休などが発生した際は、ほぼ白石駅のポイント不転換が原因だったと思います。

発生した際も対応がマチマチで、写真のように普通列車も通過する措置がとられる場合もあれば、手前の平和駅で抑止する場合もありました。後者の場合は快速エアポートや各特急列車にも影響し、場合によっては、札幌駅から旭川方面の特急接続にも影響し、こちらも遅延が発生していました。

今年度の年末年始は特殊な条件でしたが、これは来年度以降の課題であり、発生するにしても回数は減らさなければなりません。管理者としても、例えば普通列車は1日に何本か白石駅構内の渡り線を使って函館本線側に逃がす場合があります。函館本線は千歳線ほど過密ダイヤにはなっていないので、例えば白石駅手前に新たにポイントを設け、もっと融通を利かせる方法も考えていますが、これではポイントを増やすだけで、場合によってはこちらも不転換原因となり、状況が変わらない可能性もあります。

現状では石勝線のように大きなシェルターで覆ってポイントをガードするしかなさそうです。


冬に強いJR北海道ですら、予期せぬ気象条件によって列車のダイヤが大幅に乱れることもあるのです。完全に解決できる方法は、それこそ線路の全てをシェルターで覆ったり、地下鉄のように地下を走行するようにする等以外は無理ですが、いずれにしてもポイント不転換の回数が多かったので、来年度以降の要改善ポイントです。


最後になりますが、今年最初の鉄道記事が遅くなってしまいました。加えて、コメントも放置したままでした。申し訳ありません。遅くても明日中までには返信したいと思いますので、よろしくお願いします。













↓ブログランキングにご協力お願いします↓


にほんブログ村

鉄道コム
関連記事
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
11010: by ナナッシー on 2022/01/06 at 19:55:03

こんばんは
前年は札幌圏の降雪は少なかったですが、今年は平年並みの降雪量です。
ポイントには電熱線がありそれを使って雪を溶かすみたいです。

ちなみに白石駅(平和→苗穂)の構内配線ですが、踏切の奥にあるポイントは3番線・4番線に入線し、踏切手前にあるポイントは1番線・2番線に入線できるようです。(場内信号機は5番線にも入線できるようですが…)

スノーシェルター設置ですが、個人的にはいいアイディアだと思いますが、設置する場所が無いですねぇ。

11011: by オオゼキ on 2022/01/07 at 17:53:40

あけましておめでとうございます。いつも楽しく読ませていただいていますオオゼキです。ポイントの不転換はとても大きな問題ですね。SNSで見ると、白石の他に岩見沢や滝川と言った豪雪でかつ配線が複雑な駅でよく起きている印象です。ポイント不転換で場内信号機や出発信号機が停止現示を出し続け動けなくなる…。関東出身の僕からしたら怖くて仕方ないです。プレスリリースなどを見るとjr北海道としてもポイントは転換には大きな設備投資していることがわかりますが、なかなか解決しない難しい問題なのですね。

話が変わりますが、今年も大雪が原因で車両運用が乱れそうですね。最近このブログを含めて、多くの方がjr北海道の汽車の運用を調べた結果をアップロードしています。これらを見るとやはりjr北海道はギリギリの車両数で運用を回していることがわかります。
例を挙げると789系0番代はわずか6編成しかないのに、常に4編成でライラックの運用を回しています。そして鉄道車両は短期間のうちにフライス検査や仕業検査、交番検査と言った簡単な検査を所属する車庫で主にし、全般検査などの大きな検査を工場などで行います。そのため、789系0番代の1編成が(苗穂)工場に入場している際は、4編成がライラックの運用につき残り1編成が交番検査や仕業検査をしなければいけない場合が多いと思われるので、0番代の予備を確保するのが難しい状態となっていることが想像できます。流石に、予備車がたくさん必要な冬場には工場には入場せず0番代も最低1編成予備車として待機しているのでしょうけど…。
このように考えると常に2編成の運用が必要であるキハ261の0番代なんて初めから通年0番代での運用が成り立ちませんね。一編成でも全般検査なので工場に入場したら、残りの編成で毎日運用を回して、工場から出場するまで残りの編成は仕業も交番検査も受けれない。そのための、代走の役割も担うために製造されたのがキハ261系5000番代ですが…。
そのため、やはり運用が逼迫している車両などは増備するか、運用を減らし運行本数を減らし、予備車の確保をおこない、常に安全安定輸送ができるようにするべきだと思います。
jr北海道では、例年車両故障による予備車不足から列車の運休が相次いでいては、やはりjr北海道に対する信頼が低くなると思うので…。

いろいろ、書きましたがやはりどんな苦境の中でも社員一丸となり経営改革を進め、人々のために汽車を走らせるjr北海道は大好きです。今度もどんな苦境に立たされても精一杯汽車を走らせてほしいです。僕も、jr北海道の使命と同じようなことを精一杯果たす会社に入れらように頑張っています。

11014: by 管理人 on 2022/01/08 at 00:34:44

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

一気にドカッと降るから厄介なんですよね。

ポイント部分についての対策は、JR北海道も実施していますが、いかんせん一気にドカッと雪が降ったり、極端に気温が下がると対応できません。こればかりは仕方がないです。

ほかのポイントを使ったとしても、結局そちらも機能不全に陥ってしまっては意味ありませんから、いずれにしても現状使っているポイントの冬季の対策を考えなければなりません。

シェルター設置が一番適していると思いますが、スペースとお金がないので、当然無理ですよ。

11015: by ハナ on 2022/01/08 at 20:31:24 (コメント編集)

今年は白石に限らず札幌圏でのポイント不転換が多い様に感じます。岩見沢、滝川辺りは電熱対策で効果が出てるのでしょう。白石、苗穂となるとポイントの数も多いので初期費用が多いし例年だと不転換になる回数が少ないので費用効果が薄いとされるのでしょう。しかし運転頻度が高い駅でもあるので一度不具合を起こすと広範囲になるのも事実です。可能であれば思い切ってポイントの稼働を少なくして番線変更等でも良いかなと思いますが。

11016: by 管理人 on 2022/01/10 at 22:27:53

>>「オオゼキ」さん、コメントありがとうございます。

今年もよろしくお願いします。

予想外のドカ雪に見舞われたら、さすがに莫大に設備投資している冬季の安全対策さえも通用しないことは多々あります。今回もその一環ですが、可能な限り、定時運行に努めてほしいです。

冬季は遅延が発生しやすく、車両の運用が乱れることが多々あります。JR北海道は予備車両が全ての列車において豊富にあるわけではありません。これは、近年のJR各社でも同じだと思います。調べてみると、本州でも予備車両がほとんどない形式もたくさんあるようですね。

高速化にひた走っていた時代は、予備は1本で十分という風潮というか感覚でした。なので、1編成が検査していれば、それ以外の車両はほぼフル稼働になるのです。「スーパーとかち」の1000番台の初期の頃も同じで、予備が1本しかなかったので、検査時はフル稼働でした。管理者は最大で20日程度連続で入っているのを見ましたよ。

0番台も同様で、こちらは三セクが車両を購入しており、元々予算が少なかったのも理由ですが、増結時は予備車ゼロになることもありました。製造から数年はトラブルなく大丈夫でしたが、年数が経過してくると、ガタが出てきて結果的に代走が増えてしまいましたね。

今回も帯広や函館方面に回さず、待機させておけばよかったのです。ときには鹿の影響で予備が3本、4本あっても足りない場合もありますからね。

一方で、冬季でも故障知らずの789系1000番台は、ときには「すずらん」の全ての運用、通常の「カムイ」と「ライラック」の代走全てに入ると、予備車ゼロになることもあります。但しこちらは予備車がゼロになっても何ら問題なく稼働させます。やはり故障しているのを見たことがなく、現場からの信頼も厚いのでしょうね。

ときに車両の性能などによって、予備車の扱いが異なってきます。それでも減速・減便以前から比べると、予備車を考えるようになりましたよ。

北海道で列車を走らせることは本州以上に大変ですが、ぜひとも今の苦境を乗り越えて頑張ってほしいですね!

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

11017: by 管理人 on 2022/01/10 at 22:32:36

>>「ハナ」さん、コメントありがとうございます。

岩見沢方面も凄かったようですね。3時間以上の遅れなども発生していたようです。立ち往生したのは仕方ありませんが、よく列車を一部で動かしたものです。

列車が高速で通過するのもポイント部分に雪が溜まってしまい、不転換の原因になります。数分の遅延が発生するにしても、白石駅の場合は対策として徐行して通過する等の措置も検討した方がよいと感じた次第です。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

11412:苗穂駅停車の快速エアポート? by 松本萌咲 on 2022/04/21 at 12:29:02

この影響で、快速エアポートが苗穂駅に臨時停車する措置がとられました。
21時以降も続いたのでしょうかね?

11423: by 管理人 on 2022/04/24 at 01:11:22

>>松本萌咲さん、コメントありがとうございます。

普通列車が運休になったりしたときは、快速エアポートがその代替を担う場合があります。白石駅のみならず、平和駅や苗穂駅にも停車する措置がとられます。

▼このエントリーにコメントを残す