キハ283系による特急「おおぞら」の活躍が残り1カ月を切る!!
キハ283系 - 2022年02月12日 (土)
キハ283系による特急「おおぞら」。




最後は名称から”スーパー”が外されてしまいましたが、管理者の中では永遠の「スーパーおおぞら」ですよ。
そのキハ283系が、3月12日のダイヤ改正を機に、札幌~釧路間の営業運転から撤退します。1997年から札幌~釧路間に投入されて25年で撤退します。
一部車両は既に廃車・解体され、その穴埋めは2年前のダイヤ改正でキハ261系1000番台が担うようになりました。半数が置き換えられ、この時点で釧路にもキハ261系が配備され、置き換え時期は大方わかりきっていましたが、いざそれを目前にすると寂しくなります。
残りの半数もキハ261系に置き換えられ、石勝線特急そして帯広・釧路方面の特急列車はキハ261系に統一されます。後日お伝えしますが、所要時間もほぼ据え置きで、キハ261系としては初めて3時間台で札幌~釧路間を走破する列車も誕生します。

キハ283系にしかない魅力といえば、やはり振り子式車両である故、カーブで車体を傾けて勢いよく通過していくシーンが見られます。これはキハ261系にはないです。
ただし、こうした振り子式車両というのは、台車の構造が複雑になるという欠点をもち、それがJR各社で採用が積極的ではなくなり、台車の構造が通常の車両と大きく変更を生じることがない車体傾斜装置搭載車両がその後の高速化を担うようになりました。
なので、営業運転開始当初は維持することができた車両でも、昨今のように社員は減り、車両メンテナンス体制を構築するに際し、限りある状況では、こうしたメンテナンスが複雑になる振り子式車両を維持していくのはもはやデメリットでしかないのです。

営業運転を開始して25年を経過しています。正確には、試作車の登場などを踏まえればそれ以上になりますが、いまだに色褪せることないデザインは、やはり凄いものがあります。
キハ283系の今後について、完全に引退するのかどうか不明ですが、やはり振り子式車両でメンテナンスが複雑になりやすいという点から、今後長期的に維持していくことは状況的に難しいです。しかし、キハ283系が苗穂運転所(札ナホ)に出入りしているようなので、今後何らかの動きも期待できそうです。
キハ283系と苗穂について、苗穂工場では既に廃車・解体されている「キハ282-2001」などが製造されていますが、苗穂運転所(札ナホ)については、キハ283系との深い関わりはありません。昨今になって苗穂運転所(札ナホ)に出入りしているとすれば、社員の検修目的等が考えられ、今後何らかの動きがあるのかもしれません。
Twitterで話題になっているのは、キハ283系の網走方面転用説です。確かに、キハ261系の今後の製造数を考えれば、網走方面の特急「オホーツク」・特急「大雪」を置き換えることは難しいです。加えて、ヘッドマークも昨今のラベンダー編成をみても用意されていないので、現時点で網走方面の投入を見越しているとは言い難いです。
しかしながら、キハ183系の老朽化も進行しており、置き換えも実施しなければならない状況です。ですが、キハ283系も含めて来年度末までに老朽取替計画が中期経営計画で出されています。
このような感じで、さまざまな情報がごちゃごやになっており、今後の展開が見えにくいですが、まずは冒頭のとおり、キハ283系による特急「おおぞら」の運行終了が1カ月を切りました。最後になれば撮影場所も車内も混むので、できるだけ早く乗ったり、撮ったりしておいてくださいね。
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最後は名称から”スーパー”が外されてしまいましたが、管理者の中では永遠の「スーパーおおぞら」ですよ。
そのキハ283系が、3月12日のダイヤ改正を機に、札幌~釧路間の営業運転から撤退します。1997年から札幌~釧路間に投入されて25年で撤退します。
一部車両は既に廃車・解体され、その穴埋めは2年前のダイヤ改正でキハ261系1000番台が担うようになりました。半数が置き換えられ、この時点で釧路にもキハ261系が配備され、置き換え時期は大方わかりきっていましたが、いざそれを目前にすると寂しくなります。
残りの半数もキハ261系に置き換えられ、石勝線特急そして帯広・釧路方面の特急列車はキハ261系に統一されます。後日お伝えしますが、所要時間もほぼ据え置きで、キハ261系としては初めて3時間台で札幌~釧路間を走破する列車も誕生します。

キハ283系にしかない魅力といえば、やはり振り子式車両である故、カーブで車体を傾けて勢いよく通過していくシーンが見られます。これはキハ261系にはないです。
ただし、こうした振り子式車両というのは、台車の構造が複雑になるという欠点をもち、それがJR各社で採用が積極的ではなくなり、台車の構造が通常の車両と大きく変更を生じることがない車体傾斜装置搭載車両がその後の高速化を担うようになりました。
なので、営業運転開始当初は維持することができた車両でも、昨今のように社員は減り、車両メンテナンス体制を構築するに際し、限りある状況では、こうしたメンテナンスが複雑になる振り子式車両を維持していくのはもはやデメリットでしかないのです。

営業運転を開始して25年を経過しています。正確には、試作車の登場などを踏まえればそれ以上になりますが、いまだに色褪せることないデザインは、やはり凄いものがあります。
キハ283系の今後について、完全に引退するのかどうか不明ですが、やはり振り子式車両でメンテナンスが複雑になりやすいという点から、今後長期的に維持していくことは状況的に難しいです。しかし、キハ283系が苗穂運転所(札ナホ)に出入りしているようなので、今後何らかの動きも期待できそうです。
キハ283系と苗穂について、苗穂工場では既に廃車・解体されている「キハ282-2001」などが製造されていますが、苗穂運転所(札ナホ)については、キハ283系との深い関わりはありません。昨今になって苗穂運転所(札ナホ)に出入りしているとすれば、社員の検修目的等が考えられ、今後何らかの動きがあるのかもしれません。
Twitterで話題になっているのは、キハ283系の網走方面転用説です。確かに、キハ261系の今後の製造数を考えれば、網走方面の特急「オホーツク」・特急「大雪」を置き換えることは難しいです。加えて、ヘッドマークも昨今のラベンダー編成をみても用意されていないので、現時点で網走方面の投入を見越しているとは言い難いです。
しかしながら、キハ183系の老朽化も進行しており、置き換えも実施しなければならない状況です。ですが、キハ283系も含めて来年度末までに老朽取替計画が中期経営計画で出されています。
このような感じで、さまざまな情報がごちゃごやになっており、今後の展開が見えにくいですが、まずは冒頭のとおり、キハ283系による特急「おおぞら」の運行終了が1カ月を切りました。最後になれば撮影場所も車内も混むので、できるだけ早く乗ったり、撮ったりしておいてくださいね。
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