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【2022年3月12日(土)ダイヤ改正レポートその10】札幌~函館間の特急「北斗」

ダイヤ改正以降の特急「北斗」について見ていきましょう。



3月のダイヤ改正では、新函館北斗駅で北海道新幹線との接続改善が図られます。従来より要望が多かった接続時分の短縮です。これは主に在来線側、特急「北斗」で時刻を修正することで接続時分が改善されています。

これによって、特急「北斗6号」、特急「北斗8号」、特急「北斗10号」、特急「北斗20号」で現行よりも12分~14分接続時分が短縮され、特急「北斗6号」を除いて概ね20分程度に、特急「北斗13号」も接続時分が39分から17分まで22分も短縮する列車もあります。

一方、これは後日お伝えしますが、一部の「はやぶさ」の運行体系を見直すことで、特急「北斗21号」などは現行よりも8分接続時分が増える列車もあります。それ以外の列車については、概ね5分以内で接続時分が前後する形になります。

接続時分の改善により、特急「北斗」の運行ダイヤにも変化が生じています。以下のとおりです。





【札幌➡函館】

列車名運行時刻所要時間
特急「北斗2号」札幌(6:00発)➡函館(9:33着)3時間33分(+4分)
特急「北斗4号」札幌(6:52発)➡函館(10:38着)3時間46分
特急「北斗6号」札幌(8:43発)➡函館(12:34着)3時間51分
特急「北斗8号」札幌(9:38発)➡函館(13:35着)3時間57分(+2分)
特急「北斗10号」札幌(10:57発)➡函館(14:41着)3時間44分(-1分)
特急「北斗12号」札幌(12:09発)➡函館(16:08着)3時間59分(+3分)
特急「北斗14号」札幌(13:27発)➡函館(17:13着)3時間46分(+2分)
特急「北斗16号」札幌(14:38発)➡函館(18:26着)3時間48分
特急「北斗18号」札幌(15:34発)➡函館(19:24着)3時間50分
特急「北斗20号」札幌(16:51発)➡函館(20:39着)3時間48分(-1分)
特急「北斗22号」札幌(18:47発)➡函館(22:31着)3時間44分(-10分)





【函館➡札幌】

列車名運行時刻所要時間
特急「北斗1号」函館(6:02発)➡札幌(9:50着)3時間48分
特急「北斗3号」函館(7:37発)➡札幌(11:28着)3時間51分
特急「北斗5号」函館(9:00発)➡札幌(12:49着)3時間49分(+5分)
特急「北斗7号」函館(10:05発)➡札幌(13:52着)3時間47分
特急「北斗9号」函館(10:45発)➡札幌(14:38着)3時間53分(+2分)
特急「北斗11号」函館(12:15発)➡札幌(16:04着)3時間49分
特急「北斗13号」函館(13:31発)➡札幌(17:30着)3時間59分(+5分)
特急「北斗15号」函館(15:01発)➡札幌(18:47着)3時間46分(-7分)
特急「北斗17号」函館(16:40発)➡札幌(20:35着)3時間55分(-2分)
特急「北斗19号」函館(17:52発)➡札幌(21:36着)3時間44分
特急「北斗21号」函館(18:48発)➡札幌(22:37着)3時間49分






最速達列車は、特急「北斗2号」の3時間33分です。ダイヤ改正を機に、3時間20分台での運転が消滅します。

新幹線との接続時分を改善する列車については、札幌駅発は時刻繰り下げを、函館駅発は時刻繰り上げが実施されています。以前お伝えした特急「すずらん2号」の時刻繰り下げは、特急「北斗10号」が時刻繰り下げになることによる、一定の運行間隔を空けるために実施されるものでしょう。

これにより、運用変更も生じており、現行ダイヤは特急「北斗6号」で函館運輸所(函ハコ)入区になりますが、ダイヤ改正以降は特急「北斗8号」になります。

特急「北斗19号」は、函館運輸所(函ハコ)から出区して運用に入りますが、ダイヤ改正以降は特急「北斗14号」の折り返し列車となります。よって車両も現行のキハ261系からキハ281系に変わります。代わりに、現在キハ281系で運行している特急「北斗21号」はキハ261系になります。

実は北海道新幹線開業の2016年3月ダイヤ改正から、このキハ281系については、函館に17時過ぎに到着後、19時前まで函館駅でずっと待機する運用が組まれていましたが、今回ようやくこれが改善されます。代わりに、函館駅でキハ281系が並ぶシーンは見られなくなります。




実はダイヤ改正資料で触れられていませんでしたが、特急「北斗22号」のように、現行よりも所要時分を10分短縮する列車もあります。特急「北斗15号」も7分短縮しています。元々特急「北斗」は、悪天候などによる遅延で新幹線との接続が困難にならないように接続時分を含めて余裕あるダイヤを組んでいます。

特急「北斗2号」のように、札幌駅発車をこれ以上早められない列車や、新幹線との接続を考慮しない昔の特急「スーパー北斗1号」、特急「北斗24号」などは、比較的所要時分の短いダイヤが組まれていました。特急「北斗22号」も昨年のダイヤ改正で運行時刻繰り下げとともに、新幹線との接続の任を解かれた列車なので、余裕時分の見直しを実施した結果が今回反映されたのかもしれません。

今のところ、キハ261系における札幌~函館間の最速達列車は、昨年のダイヤ改正まで運行していた特急「北斗24号」の3時間38分です。なので、特急「北斗22号」のように、現行の所要時間が3時間54分という列車からすれば、10分短縮することは余裕なのです。今回は東室蘭以南で時間短縮を果たしています。

ダイヤ改正資料では新幹線との接続時分ぐらいしか触れられていませんでしたが、細かくチェックしていくとけっこう変更点があります。公式発表では、来年度に札幌~函館間の特急列車はキハ261系に統一する方針です。キハ281系が残るダイヤ改正は今回が最後なのかもしれませんね。











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コメント
11180: by 南の虎 on 2022/03/05 at 15:32:22

北斗、随分遅くなりましたね・・・。
札函間2時間59分というのはもはや夢のまた夢。速ければよいというものでもないですが・・・

11183: by ナナッシー on 2022/03/05 at 17:54:36

こんばんは
北斗24号は札幌〜東室蘭を1時間19分で走行していました。(白老通過)
東室蘭〜函館は2時間18分です。(大沼公園通過)

改正後は北斗10号が3時間44分で走行しますが、こちらは白老・大沼公園にも停車するので余裕時分があまり設定されていません。
一方で北斗12号と13号に至ってはおおぞら12号と同じ3時間59分です。
加速の悪い183系でも3時間50分程度で走行していましたが、それでも余裕はありました。

複線と単線区間が交じる東室蘭〜函館は運転停車を避けるために複線区間でかなり余裕のあるダイヤを組んでいると推測します。

11185:25年前からすると所要時間が延びています by 千葉日台 on 2022/03/05 at 18:23:43

25年前は五稜郭や新札幌は通過で更には新函館北斗停車もなく、勾配が緩い藤代線経由だった事情を差し引いても、キハ281で3時間弱という最速列車の時代を知っている者とすれば先祖帰りの印象が強いです。

とは言え、261系の函館本線走行もあと8年程度、この姿もそう近くない将来は貴重になると思います。

無事に走り切ってほしいと感じています。

11188: by 管理人 on 2022/03/05 at 23:28:56

>>「南の虎」さん、コメントありがとうございます。

さらに+1時間の3時間59分の列車も1往復あります。2時間59分は南千歳や苫小牧も通過していた時期もありますから、速いけど利用者は限られてしまいます。それでもウケていましたよね。

速すぎてもダメですが、遅すぎもダメです。難しい判断ですよね。

11193:キハ281系 by パキラ on 2022/03/07 at 19:49:48 (コメント編集)

北斗2号の所要時間が4分延びたのを見て、ああキハ281系引退するんだな…と実感しました。
道東、道北方面の特急が遅くなったなりに速達性が重視されていて、新幹線についても着実に底上げが図られている中、北斗系統はこれでいいのかなという気もしますが、南千歳~胆振エリア、新函館北斗~大沼公園といった比較的短距離の需要を拾っていく方向にシフトしたから(インバウンド在りし頃は特に)、通しの所要時間はさほど意味がなくなったという事なのかなと。

11201: by 管理人 on 2022/03/10 at 23:57:05

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

3時間40分台の列車も50分台の列車も飛ばすときは飛ばしますよね。停車時分が長かったり、駅からの発車時は所要時間が多い列車については、モッサリというか最初は本気で加速してくれないですよね。

今回のダイヤ改正から、再び3時間59分の列車が復活します。キハ183系の120km/h運転で3時間40分ぐらいでした。それをキハ261系で実施するので、かなり余裕のあるダイヤだと思います。

複線と単線が交じる区間における列車の交換も今はおそらくないはずです。洞爺駅なんかは必然的に交換駅になっているようなものですよね。

11207: by 管理人 on 2022/03/11 at 23:33:19

>>「パキラ」さん、コメントありがとうございます。

北斗2号は、将来的にキハ261系に置き換えられるために、ダイヤの小変更を実施したそうです。東室蘭以遠で調整しています。

インバウンドとなれば、函館や新函館北斗~大沼公園などの需要もありますが、現在はコロナ禍でそうした需要は多くありません。案外札幌・新札幌・南千歳~函館の利用って多いんですよ。

東室蘭~函館間は単線と複線が交じっています。昔は待避もありましたが、現在はないはずです。そうした時間調整も実施していると思われ、所要時間の延びに影響していると思います。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

11218: by 777 on 2022/03/12 at 01:50:33 (コメント編集)

北斗の最速は上りも下りもキハ281を使用しますね。

あと、上りの始発で上下最速の2号は札幌を6時に出発するので、札幌市内から公共交通機関を利用する場合は限られた人しか乗れない列車ですね。
(地下鉄と学園都市線を利用して乗るのは不可能です。)
どちらかと言うと南千歳や苫小牧、東室蘭から利用する客をターゲットにした列車だと思います。

11227: by 管理人 on 2022/03/14 at 00:39:14

>>「777」さん、コメントありがとうございます。

2号は乗り換えを含めれば、手稲~札幌間の各駅と白石、新札幌、北広島、恵庭、千歳、南千歳、苫小牧からの利用がメインです。東室蘭からは利用は少ないです。

今でこそここまで増えましたが、快速エアポート50号設定までは2号が千歳線の苫小牧方面の始発列車だったので、札幌圏だと手稲~札幌間と札幌と新札幌ぐらいしか利用できませんでした。

南千歳駅にも停車しますが、周辺に民家はなく、利用するのであれば、路線バスまたはタクシーを使って南千歳まで千歳市街から移動せざるを得ませんでした。北海道新幹線開業時から比べたら大幅に改善されました。

11281: by 龍 on 2022/03/23 at 21:51:18 (コメント編集)

川崎車両で製造されていたキハ261系1000番台(4両編成×2本=8両)が完成し、甲種輸送を開始しました。大方の予想通り、キハ281系の置き換えに回す車両のようです。新年度に入る前には、もう函館運輸所に到着していますね。

11288: by 管理人 on 2022/03/24 at 00:24:04

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

行き先が函館ということで、キハ281系置き換え用ということになります。どの所属先も3ユニットは予備を確保するような感じなんですね。

来年のダイヤ改正を前に置き換えてもいいような気がします。次はキハ281系で今年のダイヤ改正前までのキハ283系現象が起きそうですね。

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