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定期運用を終えて1週間!キハ283系はほぼ全てが苗穂に集約

今回は写真メイン。

キハ283系が定期運用を終えて1週間が経っていますが、その後の様子について紹介していきます。







まずは、3月15日に釧路から苗穂へキハ283系が6両回送されました。札幌圏ではおそらく、臨時「北斗91号」のスジで運行されたことでしょう。

その後・・・









苗穂運転所(札ナホ)内に分散して留置されていました。





エンジンは付けっぱなしで、行先表示とヘッドマークは「スーパーおおぞら」の表示でした!

キハ283系は、最終的に29両が釧路に配置されていたはずです。現在、苗穂工場に6両が既に入場し、苗穂運転所(札ナホ)内の旧扇形庫付近に7両、苗穂アンダーパスをくぐる苗穂通り沿いに4両、裏手に4両、そして本日入換作業も実施され、車庫内に入っていく様子も確認しました。これが何両か繋がれていたので、概ね全ての車両が苗穂エリアに集約されていると思います。

今後の動向はまだ不明ですが、旧扇形庫付近に留置されていた車両というのは、かつてキハ183系が長期にわたって留置されており、それと同じような雰囲気でした。

石北特急への転用説がありますが、既に車体の傷みが進行していることが報道されており、仮に転用した場合、そのような車体の傷んだ車両を転用したという事実で、その後大きな車両トラブル等が起きた場合は問題視されるでしょう。苗穂工場に入場している車両のうち1両はグリーン車であり、仮に石北特急に転用することになれば予備を含めて4両は必要です。これがお役御免になったとすれば、グリーン車は予備車なしで転用されることになります。

それはあり得ないので、現時点で転用される可能性はかなり厳しいです。そもそも制御つき自然振り子式の車両が転用された事例が全国的にも全くないので、キハ283系も廃車になる可能性が高いと思っています。


春先になれば、何らかの動きが出てくるでしょう。それまではわかりませんね。









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コメント
11270: by ChuoLiner on 2022/03/21 at 12:09:38

グリーン車の不足に関しては、キロ280形の転用という説を見かけましたが、管理人様は如何思われますか?

11275: by 管理人 on 2022/03/22 at 01:32:54

>>「ChuoLiner」さん、コメントありがとうございます。

かつての「スーパー北斗」のように、両者を混用させるという方法だと思いますが、それは実施するにあたり制約が生まれます。

キハ281系が110km/h運転を実施すればまず第一関門はクリアです。次に、キロ280形を活用するには、キハ281系を中心とした編成としなければなりません。

キハ281系の編成にキハ283系を増結用などとして組み込むのはOKですが、その逆はできないようです。なので、キハ281系もある程度の両数を残しておかないと、キロ280形は活用できません。

逆にグリーン車利用なんて、年間で考えたら大したことありません。管理者としては、石北特急にグリーン車はもはや不要だと思っています。石北特急のみならず、北海道はもうグリーン車は不要だと思っています。

これからの時代は、普通車でコンセント設けて車内の質感を上げた方が余計な車両を製作せずに済んで合理的ですよ。

11276: by ChuoLiner on 2022/03/22 at 15:11:03

https://sp.nicovideo.jp/watch/sm23844543?ref=nicoiphone_twitter
実はおそらくイレギュラーですが、283に281を組み込んだことはあったのです。この編成はキハ281形でしたので、中間車でできるかは不明ですが(出来るかどうかとやることはもちろん別ですね)。
G車不要というお考えということですが、コロナ前年の2月にオホーツク1号に乗った際は、平日にも関わらずG車指定席満席でした。もちろん中国語で溢れていましたからインバウンド次第ですが、もし仮に万が一コロナ前まで回復するなら、観光シーズンは需要有りとおもえます(なら臨時列車で十分と言えてしまうかも知れませんが)。

11280: by 根室本線沿線住民 on 2022/03/23 at 13:07:43

 私も管理者様と同じく石北特急への転用はないような気がします(趣味的な見方では、見たい気もしますが)。
 それどころか183系が使えなくなったら石北特急自体が廃止あるいは快速化するような気がします。
 今のJR北海道なら自治体や住民の意向を尊重するつもりもないでしょうし、そんな余裕すらないような気がします。
 案外「○年○月○日をもって特急オホーツク、特急大雪の運転は、取り止めとさせていただきます」ってサラッと発表するかも知れませんね。

11283: by 管理人 on 2022/03/23 at 23:47:41

>>「ChuoLiner」さん、再度コメントありがとうございます。

こんな編成ができるんですね。実は書籍などでは、キハ281系の編成にキハ283系を組み込む場合は特に問題がないようですが、その逆は最大の振り子角度が異なる関係でできないようなことが書かれていたのです。前者の場合はキハ283系側で5°に調整できるようですが、後者はできないですよね。

島田社長がもうアフターコロナで需要は回復しないと言及しています。それ以前にコロナの影響がどこまで続くかということですが、これがこの先数年続けば、それこそキハ281系だって耐用年数になるのです。

実現したら面白そうですが、それはもう夢の話になりそうですよね。

11287: by 管理人 on 2022/03/24 at 00:21:24

>>「根室本線沿線住民」さん、コメントありがとうございます。

キハ283系の車両の一部が休車になったという情報を得たので、この流れはほぼ廃車・解体への流れでいいと思います。

ちなみに、キハ261系投入もアクションプランで車両製造費用の見積もりまで出されている状態で、JR北海道としても現時点で投入する計画はなさそうです。仰るとおり、特急なくす方向も現実になるのかもしれません。

11317:キハ283系の行方 by 苗穂住民 on 2022/03/29 at 11:09:09

 こんにちは。

 今までの出入りを見ていると、キハ283系は苗穂運転所に19両、苗穂工場には10両、釧路運輸車両所には無しとなっています。2年前はキハ283系は25両が廃車、苗穂で8両、五稜郭で8両、釧路で9両が解体されています。今回は釧路には運用が無くなったキハ40が居るので、キハ283系が早々に居なくなったのは分かるのですが、全車解体とするなら、苗穂運転所には置かず、五稜郭に回送される車両があってもいいのではと思います。入場したキロも修理のためかもしれません。28日の夜にはキハ283の2両編成が回送表示でフライス回送の時刻に苗穂運転所を出区していきました。

 2019年時点での3~5次車を残す計画は生きているかもしれません。振子は停止、カーブでの走りはキハ183系と同等、最高速度110km/h(石北線は95km/h)とすれば車両にかかる負担はより減らせそうです。その辺の検証は行うのではないでしょうか。

 キハ283系の編成にキロ280が連結されているのを見たことがあります。当時の記録が見つかりませんでしたが、おそらくスーパー北斗だったと思います。キハ283系はスーパー北斗で走る場合は振子角度は最大5度だったはずで、キハ281系が連結されても問題はなかったと思います。

11326: by 管理人 on 2022/04/01 at 01:06:24

>>「苗穂住民」さん、コメントありがとうございます。

しかも、先日フライス回送で札幌運転所へ一部の車両が出入りしていたはずです。単に廃車とするなら、そのようなことはしないはずです。

また、廃車とする場合、一部は五稜郭にて解体も・・・というのが流れですが、今回はそれもありませんでした。今後何かの目的で一部車両は使うのかもしれませんね。

技術的に優れている点もあり、今後の車両開発においても、まだまだ検証できる車両ではあります。最終的に車両がどのような状態(劣化状況)になったのかについて、発表してくれれば嬉しいんですけどね。

11328: by かいおう on 2022/04/01 at 02:07:54

最近の283系の動きをみていると、183系の置き換えを283系や281系で行う可能性もかなりあるのではないかと思えてきました。

183系は1986年組が多く、これは今年36年、来年37年選手です。これをあと8年45歳まで使うとは考えられず、厳しい冬場は今年のようにラベンダー編成に半分入ってもらい乗り切るということもできると思うのです。。。
特急大雪なら最高速度は95㎞しか出しませんし、それこそ札幌乗入れは、カムイ、ライラックにまかせて95㎞しか出さない運用も可能です。

函館山線も廃止が決まり、函館山線のh100形も他線に移るでしょうから、今、製造中のh100形とあわせて、JR北海道の気動車はキハ261系とh100形で統一という形は見えたのかなと思いました。

11330: by 南の虎 on 2022/04/01 at 10:19:51

石北特急への転用は、全検に近い形でかなりの検査や検討をしてからの判断なのかもしれませんね。つまりまだ結論が出ていないのかなという予想を勝手にしております。
もしダメな場合、183系ももうダメでしょうから、後継車両がない。
この場合、別の方も書いておられるように、石北特急の運行停止ということも十分にありうると思います。もはや惨憺たる需要ですし、これから降雪期が終わってドリーミントオホーツク号も元気に動ける時期ですから、石北特急がなくともさほど問題は起きないように思います。

臨時快速→大して利用されず→廃止→石北本線廃止、というのが、わりと現実的ではないかと見ています。

11332: by 龍 on 2022/04/01 at 20:33:30 (コメント編集)

1年前、運用を離脱した車両が函館へ回送される様子をとらえた動画を見ると、先頭の1両は振り子が故障していたのかずっと左側に傾いた状態で走行していました。そのまま函館で解体する車両で、低速の回送列車だったということもあって、その時は修理せずそのまま走らせたようですね。

11340: by 管理人 on 2022/04/03 at 01:43:13

>>「南の虎」さん、コメントありがとうございます。

数年前から老朽取替・設備の修繕計画は立っています。JR北海道としては既に結論は出しているはずです。仮にそれが今後車両を使えるかどうか検証するとなれば、それはJR北海道は問題ありますよ。

先のない老朽取替計画を出していることになりますからね。企業としてそれはあり得ないと思います。

石北本線は今までの路線のように、廃止に持っていくことが難しいですよね。距離は長いし、不採算路線としては珍しく特急も運行しています。利用については著しいわけではないので、それを今後どう持っていくかですよね。

特急「大雪」については、閑散期の曜日運休となり、特急「オホーツク」の白滝駅、丸瀬布駅全停車となりました。いわゆる日中便廃止の準備みたいなものはできたので、まずは特急「大雪」の廃止・・・と徐々に縮小していくのではないでしょうか?

どんな策を打とうと、もう車やバスに勝ち目はないので、あとはインバウンドや繁忙期の帰省などに頼るしかないですね。

11341: by 管理人 on 2022/04/03 at 01:44:33

>>「かいおう」さん、コメントありがとうございます。

転用されれば、逆に凄いことですよね。制御つき自然振り子式車両の転用例は全国初になります。

老朽取替・修繕計画が数年前から出されている時点で、JR北海道としてはどのような方針とするか既に決めてあるのでしょう。逆にこれから使えるかどうか検証する段階だとしたらそれは問題ありますよ。企業として先を見据えていないのは致命的です。

ただ、車輪の整備を実施しているようです。今後そのまま廃車にするのであれば、車輪の整備はこの段階でしないはずです。ということは、何らかの動きがありそうですよね。

路線も縮小されていき、将来的には、ローカル気動車はH100形、近郊形電車は733系またはそれをベースにした新形式、特急電車は789系またはそれをベースにした新形式、特急気動車はキハ261系とするのでしょう。車種を絞ってメンテナンス体制を強化する流れですね。

11349: by 管理人 on 2022/04/04 at 23:24:03

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

振り子エラーになっても乗り心地が悪くなる以外は、特に影響もないということなのでしょう。稀に営業列車でフツーに使っているぐらいですからね。

11421: by かいおう on 2022/04/24 at 00:02:28

キハ283系のオホーツク転用が決まったみたいですね。
JR北海道の車内広告を扱う北海道ソリューションのホームページで、特急オホーツク、大雪はキハ283系と記載があります。

183系0番台時代は最高速度110㎞でしたし、パワーは倍くらい283系の方がありますから、0番台時代より早く走れるでしょうか。
振り子は止めても、重心は283の方が低いですからカーブは速く走れるはずです。
振り子は止めるのかその辺りも含めて非常に注目です。

ただ、183は283よりも、もう限界の限界だったんでしょうね。

11430: by 管理人 on 2022/04/24 at 23:23:34

>>かいおうさん、再度コメントありがとうございます。

ただ当該URLが削除されているんですよね。

転用された場合、少なくとも現行のキハ283系のダイヤは引き継げるはずです。高速化関係なしに、車両の老朽取替が目的でしょうから、石北本線的にも、高速化を実施していないので振り子機構は使えず、専らキハ183系の置き換えとして活用されるという形だと思います。

11476: by 龍 on 2022/05/21 at 01:00:44 (コメント編集)

「おおぞら」から撤退したキハ283系の29両のうち、グリーン車の4両は廃車、それ以外の25両は全て釧路運輸車両所から苗穂運転所に転属とのこと。キハ183系の石北運用の置き換えに回すのは確定のようですね。グリーン車も振り子も必須な線区ではないでしょうし。

この感じだと、「北斗」から撤退したキハ281系も函館から苗穂に持ってきて、残りのキハ183系を淘汰する流れでしょうか。

11491: by 管理人 on 2022/05/25 at 22:33:35

>>龍さん、コメントありがとうございます。

まだ使うとは驚きです。

キハ281系は?というと、微妙なところです。転用に際し、耐寒・耐雪構造の強化は必須です。晩年は使用する頻度が減っていましたが、それまでが札幌〜函館間を1日に2往復とかやっていたので、距離数としてはけっこう走っているのではないでしょうか?

転用したら、最高速度は110Km/hになりますよね。試作車あたりはさすがに転用前にお役御免になりそうな気がします。

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