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釧路管内で営業運転を開始したH100形・デクモ

ダイヤ改正で釧路管内でもH100形が営業運転を開始しました。





今までキハ40形気動車が走っていた根室本線の新得~釧路間ですが、ダイヤ改正を機に、普通列車と快速列車全てがH100形に置き換えられました。フツーは徐々に置き換えるのが一般的ですが、一気に置き換えるというH100形の増備のハイペースぶりが伺えます。

花咲線や釧網本線では既存の気動車による運行が続いています。しかし、ほとんどの列車がキハ54形での運転であり、釧路エリアでのキハ40形の運転は、今後はほとんど見られなくなるでしょう。

今回は釧路市内の宝橋通りの橋の上から撮影しています。キハ40形だとゆっくり加速してやってきましたが、H100形はけっこうなスピードで加速してきます。キハ40形との性能差は既に他路線でも証明されており、今回根室本線投入に際し、新得~帯広間で最大21分、帯広~池田間で最大13分、白糠~釧路間で最大8分速達化しています。

車両のスペックをみるとそうでもありませんが、自動車にしても、動力源がモーターの車両というのは、数値以上のスペックを秘めています。H100形に置き換えられてもダイヤはほぼ据え置きという予想の当初の考えから、思いっきり覆されてしまいました。

H100形は来年度以降も増備され続けます。おそらく北海道のローカル気動車のほぼ全てをH100形にする計画だと思います。

ハイペースで勢力が拡大されているH100形。キハ40形が北海道から消えるのも時間の問題です。










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コメント
11277: by ナナッシー on 2022/03/22 at 21:14:41

こんばんは
R4年度のH100の投入は順番に行けば函館運輸所に配置されることでしょうか。
またキハ261系は8両で増備が終わりですので、R4年度は甲種輸送があまりありませんね。
いずれはキハ40・キハ54・キハ150の3車種はH100に全量置き換えでしょう。

ちなみにH100の置き換えは水素気動車みたいです。そもそも投入予定は2050年前後ですのでまだまだだいぶ先ですが(笑)

11279: by 根室本線沿線住民 on 2022/03/23 at 12:49:58

 もう走り出して11日になりました。
 座席の間が広いので、向かい合わせに人がいても、あまり気になりませんし、通路幅も広いので、乗降も時間がかからなくなったような気がします。
 今、気になっているのは、同じ内容の車内放送が停車中でも繰り返し流れて、結構うるさいのと、扉を開けっ放しにして乗る(閉めるボタンを押さない)人が多いことですね。

11282: by ポンポコ on 2022/03/23 at 22:21:04 (コメント編集)

200両も増備はされないでしょう。学園都市線電化後で一般気動車が200両くらいでしたから。

11284: by 管理人 on 2022/03/24 at 00:04:24

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

キハ261系がやってくるみたいですね。当初の予定よりも早いです。これにより、ようやくキハ261系の増備が終わりますね。

H100形もそろそろ道南方面へ投入してもいいはずです。中期経営計画も修正され、黄色線区にもH100形を投入する方針となったようです。そうなれば、道南方面のようにどちらかというと気候が安定しており、車両への負荷が少ないエリアは後回しでもいいという見方もできます。新幹線接続も「はこだてライナー」がありますからね。

まず2050年にローカル気動車が必要なのか?という話です。その頃になれば、新幹線と札幌圏と室蘭方面ぐらいしか残っていないような気がします。

11286: by 管理人 on 2022/03/24 at 00:16:07

>>「根室本線沿線住民」さん、コメントありがとうございます。

車内放送は札幌圏でも半自動扉つきの車両はうるさいくらい永遠に流れています。H100形も同じです。ドアを閉めない人は函館本線山線投入当初も見られました。慣れれば閉めるようになるはずですよ。

11289: by 管理人 on 2022/03/24 at 00:33:18

>>「ポンポコ」さん、コメントありがとうございます。

こちらで計算に誤りがあり、当初の予定が127両で、今年度までに73両が製造されたはずです。そして来年度以降に24両の新製計画があるようです。

この127と73と足して計算していました。予備車両共通化によってキハ40形の両数よりも少なくなる予定です。

記事中に200両以上の・・・の部分を削除しました。ご指摘ありがとうございます。

11311: by 苗穂住民 on 2022/03/28 at 00:25:17

 こんばんは。

 H100形は2018年度に2両、2019年度に13両、2020年度に30両、2021年度に30両ですので、75両が製造されています。

 今後は、2022~2024年度に24両導入とのことです。各年度の両数は不明ですが2022年度の4両と2023年度の4両は観光列車仕様で無償貸与の対象と思われます。

 計画通りであれば、黒・緑・紫線区への導入は今年度で終わりなので、2022~2023年度は函館地区へは導入されないことになります。また、函館地区は新幹線札幌開業後の経営分離区間となっているため、2024年度以降も新車の導入はなさそうです。黄線区へH100形を導入し、余剰になったキハ54やキハ150で函館地区のキハ40を置き換えていく形になるのではないでしょうか。3セクでの営業が決まればH100形を増備して車齢の高いH100形を譲渡することになるかと思います。

11324: by 管理人 on 2022/04/01 at 00:32:58

>>「苗穂住民」さん、コメントありがとうございます。

その観光仕様というのがおそらく、北海道の恵みシリーズなどの置き換え用かな?と思っています。まさか道東森の恵み号が廃車回送されるとは思いもしませんでした。

道南方面への投入がなければ、既存車の転用が有力だと思いますが、車齢的にキハ150形が有力だと思います。但し100番台は非冷房車ですから、冷房つきの0番台が有力ですよね。その頃になれば、道南いさりび鉄道のキハ40形の老朽化問題も出てくると思うので、一緒に置き換えるなんて流れも予想しています。

函館地区は一体どうなるのでしょう?経営は厳しくとも、貨物列車は必要で、車両の甲種輸送にも必要になります。山線のように自治体が負担できないからといって廃止に簡単に持っていけるわけではなさそうです。

10年後どうなってるか気になりますね。

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