さらにキハ183系中間車2両が苗穂工場へ
キハ183系 - 2022年03月23日 (水)
キハ183系の中間車が3両苗穂工場に留置されていましたが、先週新たに2両確認しました。


解体線付近に新たに2両確認しました。手前の車両です。
外装は所々塗膜が剥がれており、特に連結面の部分は大きく剥がれていて酷いです。こうして、我々の目に見えない部分はもっと老朽化が進行しているのでしょう。
連結面の塗膜が剥がれている車両は、転落防止幌があるので機関換装車です。後ろの車両についてはわかりません。おそらくこれら2両もお役御免になった車両と思われ、今春から順次解体されていくのでしょう。
それにしても、再来年度以降の石北特急はどうなるのでしょう?後継車両も今のところなく、キハ283系の石北特急転用説は現実的ではありません。キハ283系については、一部車両は「一休車」扱いになったとツイッターの方で確認しました。
「一休車」とは、当分使用予定がない車両を再度走らせることを前提に休車とし、当該期間は検査サイクルの運行年数から除外することができます。ただ、近年の様子を確認していると、車両の解体までに一時的に扱われる措置で、大体はその後廃車・解体となります。そこから復活した車両というのは、ブログ開設以来ないです。
そもそも制御つき自然振り子式車両に至っては、過去に転用事例もないわけですから、ここで「一休車」の扱いがされたということは、もう定期列車としての復活は絶望的とみて判断してもいいと思います。加えて、現に29両中6両も苗穂工場に入場しているわけですからね。
今月の初めに、久しぶりに石北本線のアクションプランについて、コメントでやりとりさせていただきましたが、石北特急を置き換えるに際し、今後20年間の車両更新費用について、更新車両数は20両、費用として60億円としています。単純にキハ261系の4両編成×5本の計20両、車両が1両あたりおよそ3億円ですから、60億円になります。
ただ、あくまでも現時点では見積もり程度であって、それを裏付けるのが、はまなす編成やラベンダー編成が石北特急に充当した際、行先表示やヘッドマークがステッカー対応、車内インフォメーションボードも使われていないことで、今後しばらくは石北特急への使用を想定しないと判断できるでしょう。
一番現実的なのが、コロナ禍で利用が落ち込んでいるのは事実ですから、特急「大雪」を廃止して、朝・晩のみの運行とし、この条件をクリアできるキハ261系0番台の石北特急への転用が一番現実的です。2往復化することで、折り返しによる運用の制約もなくなり、例えば午前中の1往復は札幌駅と網走駅の出発時刻を繰り下げることができます。
ただ同車は宗谷本線沿線の自治体が製造費の一部を負担していますから、現実的とはいえ、これも無理そうですよね。果たして石北特急はどうなってしまうのでしょう?
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解体線付近に新たに2両確認しました。手前の車両です。
外装は所々塗膜が剥がれており、特に連結面の部分は大きく剥がれていて酷いです。こうして、我々の目に見えない部分はもっと老朽化が進行しているのでしょう。
連結面の塗膜が剥がれている車両は、転落防止幌があるので機関換装車です。後ろの車両についてはわかりません。おそらくこれら2両もお役御免になった車両と思われ、今春から順次解体されていくのでしょう。
それにしても、再来年度以降の石北特急はどうなるのでしょう?後継車両も今のところなく、キハ283系の石北特急転用説は現実的ではありません。キハ283系については、一部車両は「一休車」扱いになったとツイッターの方で確認しました。
「一休車」とは、当分使用予定がない車両を再度走らせることを前提に休車とし、当該期間は検査サイクルの運行年数から除外することができます。ただ、近年の様子を確認していると、車両の解体までに一時的に扱われる措置で、大体はその後廃車・解体となります。そこから復活した車両というのは、ブログ開設以来ないです。
そもそも制御つき自然振り子式車両に至っては、過去に転用事例もないわけですから、ここで「一休車」の扱いがされたということは、もう定期列車としての復活は絶望的とみて判断してもいいと思います。加えて、現に29両中6両も苗穂工場に入場しているわけですからね。
今月の初めに、久しぶりに石北本線のアクションプランについて、コメントでやりとりさせていただきましたが、石北特急を置き換えるに際し、今後20年間の車両更新費用について、更新車両数は20両、費用として60億円としています。単純にキハ261系の4両編成×5本の計20両、車両が1両あたりおよそ3億円ですから、60億円になります。
ただ、あくまでも現時点では見積もり程度であって、それを裏付けるのが、はまなす編成やラベンダー編成が石北特急に充当した際、行先表示やヘッドマークがステッカー対応、車内インフォメーションボードも使われていないことで、今後しばらくは石北特急への使用を想定しないと判断できるでしょう。
一番現実的なのが、コロナ禍で利用が落ち込んでいるのは事実ですから、特急「大雪」を廃止して、朝・晩のみの運行とし、この条件をクリアできるキハ261系0番台の石北特急への転用が一番現実的です。2往復化することで、折り返しによる運用の制約もなくなり、例えば午前中の1往復は札幌駅と網走駅の出発時刻を繰り下げることができます。
ただ同車は宗谷本線沿線の自治体が製造費の一部を負担していますから、現実的とはいえ、これも無理そうですよね。果たして石北特急はどうなってしまうのでしょう?
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