苗穂工場に集約されたお役御免になった車両たち
苗穂工場関連 - 2022年04月04日 (月)
気温が上昇し、すっかり春を感じさせる苗穂工場。
毎年春になったら、苗穂工場敷地内はお役御免になった車両が集約します。


もはや国鉄時代から活躍する車両のみならず、JR化後に登場した車両も引退する時期になりました。札沼線のキハ40形400番台、キハ283系、789系0番台付属編成、キハ183系の中間車といろいろあります。
2枚目の写真は解体線付近の様子で、789系付属編成のうちの1本、キハ183系中間車2両、キハ283系の先頭車1両が順に置かれています。春になれば、苗穂工場は車両の解体が順次開始されます。もしかすると、これらの車両から解体を実施するのかもしれませんね。
1枚目の写真の789系の先頭車の奥にキハ283系のグリーン車が3両あります。3月下旬に苗穂工場に入場したようです。元々1両がダイヤ改正前から苗穂工場に入場していたので、グリーン車は全て苗穂工場へ。コメントなどもいただいていますが、廃車になる可能性が高いとのことです。
先日コメントをいただきましたが、振り子式による車体傾斜で、構体のねじれによって亀裂が入り、特に予備車両の少ないグリーン車は必然的に使用頻度が高く、亀裂が入っては直し、亀裂が入っては直しの繰り返しだったようです。
一部車両は苗穂運転所(札ナホ)で待機していますが、このように既に車両側で負荷がかかりすぎて限界に達していたのです。
キハ183系の中間車も5両が入場し、おそらく廃車・解体となるでしょう。今回入場した5両は、かつて特急「北斗」で使用していた機関換装車です。万が一解体されれば、機関換装した車両から初めてとなります。
789系付属編成も、もはや部品取りという役目だけで営業運転に復帰することは難しいでしょう。しかも解体線付近に留置されている車両の先頭車は、先頭部の貫通扉が既に部品取りとして使われており、無惨な姿となっていました。冬季から解体線付近に留置されていたので、ついに789系0番台から初の廃車・解体も可能性としてはありそうです。
この中で解体してもまともに影響がなさそうなのは、キハ40形400番台と789系付属編成ぐらいではないでしょうか?石北特急の今後もあり、キハ283系は転用するには難しいにしても、今後のことを考えると、本当に大丈夫なのか心配になります。石北特急にしても、JR北海道としては既にどのようにするか計画しているからこそ、このように車両を整理するのであって、おそらく来年度以降も大丈夫なのでしょう。
事業計画に「キハ261系の新製」となぜか書いてありましたからね。ここはいずれ触れていきましょう。
ということで、春は出会いの季節ですが、別れの季節でもあります。今年の苗穂工場も解体ラッシュとなりそうですね。
最後に、たくさんのコメントありがとうございます。パソコンの不具合が限界に達し、フリーズする日や調子の悪い日はコメントを返信していません。現在1日に返信するコメント数も制限しているので時間がかかります。よろしくお願いします。
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もはや国鉄時代から活躍する車両のみならず、JR化後に登場した車両も引退する時期になりました。札沼線のキハ40形400番台、キハ283系、789系0番台付属編成、キハ183系の中間車といろいろあります。
2枚目の写真は解体線付近の様子で、789系付属編成のうちの1本、キハ183系中間車2両、キハ283系の先頭車1両が順に置かれています。春になれば、苗穂工場は車両の解体が順次開始されます。もしかすると、これらの車両から解体を実施するのかもしれませんね。
1枚目の写真の789系の先頭車の奥にキハ283系のグリーン車が3両あります。3月下旬に苗穂工場に入場したようです。元々1両がダイヤ改正前から苗穂工場に入場していたので、グリーン車は全て苗穂工場へ。コメントなどもいただいていますが、廃車になる可能性が高いとのことです。
先日コメントをいただきましたが、振り子式による車体傾斜で、構体のねじれによって亀裂が入り、特に予備車両の少ないグリーン車は必然的に使用頻度が高く、亀裂が入っては直し、亀裂が入っては直しの繰り返しだったようです。
一部車両は苗穂運転所(札ナホ)で待機していますが、このように既に車両側で負荷がかかりすぎて限界に達していたのです。
キハ183系の中間車も5両が入場し、おそらく廃車・解体となるでしょう。今回入場した5両は、かつて特急「北斗」で使用していた機関換装車です。万が一解体されれば、機関換装した車両から初めてとなります。
789系付属編成も、もはや部品取りという役目だけで営業運転に復帰することは難しいでしょう。しかも解体線付近に留置されている車両の先頭車は、先頭部の貫通扉が既に部品取りとして使われており、無惨な姿となっていました。冬季から解体線付近に留置されていたので、ついに789系0番台から初の廃車・解体も可能性としてはありそうです。
この中で解体してもまともに影響がなさそうなのは、キハ40形400番台と789系付属編成ぐらいではないでしょうか?石北特急の今後もあり、キハ283系は転用するには難しいにしても、今後のことを考えると、本当に大丈夫なのか心配になります。石北特急にしても、JR北海道としては既にどのようにするか計画しているからこそ、このように車両を整理するのであって、おそらく来年度以降も大丈夫なのでしょう。
事業計画に「キハ261系の新製」となぜか書いてありましたからね。ここはいずれ触れていきましょう。
ということで、春は出会いの季節ですが、別れの季節でもあります。今年の苗穂工場も解体ラッシュとなりそうですね。
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