キハ183系の機関換装車の解体始まる
キハ183系 - 2022年04月17日 (日)
久々に朝の更新です。とはいえ、記事を作成したのは昨夜なんですけどね。
とうとう管理者のパソコンが限界に達し、中のデータが破損したことで、データを消すこともできず、HDDに移動できるぐらいしかできなくなりました。しばらく違うパソコンで更新しますが、新しいパソコンをとりあえず注文したので、これから来るのが楽しみです。
9年頑張って使ったのでよしとしましょう。記事作成中は別のパソコンですが、フリーズせずにこれでもかなり快適です。しばらく代替のこのパソコンでもいいですが、夢だったアップル製の保有が待てないので、早速迷うことなく注文してしまいました。
パソコンの話は置いておいて、昨今苗穂工場では、入場していたキハ183系の中間車の解体が始まりました。



5両が解体線へ順番に並んでいます。そのうち1両については既に車体の半分がカットされていました。
管理者が確認した限りでは、どれも旧「北斗」用の機関換装車であり、解体となれば、同グループから初の廃車・解体となります。機関換装時期は車両によって異なりますが、2013年の出火事故以降、使用休止期間を経て、2014年から使用を開始しました。使用年数の長い車両で8年使用したことになります。
元々は札幌~函館間の特急「北斗」として主に使用されていました。原番はキハ182形550番台で、130km/h対応化とともに車番+2000となって2550番台へ、機関換装時に車番+5000番として現在の7550番台になりました。
機関換装の理由は、部品調達が困難になり、メンテナンスに苦慮している背景から、重要機器取替工事を機に機関をキハ261系1000番台と同等のN-DMF13HZK(460 PS / 2100 rpm)に換装しています。そのほか、変速機なども合わせて交換しています。
一部機器をキハ261系と共用していることから、車両メンテナンスという点においても、キハ183系一般車の中で最後まで残るグループと予想していました。実際はやはり最後の方まで残ったグループになりましたが、いざキハ183系そのものが今年度いっぱいで引退予定としているとなると、500番台や1500番台の後を追うように廃車・解体という運命となり、機関換装車だからといって特別延命されるようなことはないです。
複数の方から話を聞くと、時期によって2グループぐらいに分けて車両を使い分けていたようです。一方のグループが運用に入れば、もう一方のグループは休車扱いにして、しばらく運用に入らないような体制をとっていたようです。
休車扱いにすることで、その休車扱いにした期間を検査サイクルから除外することができ、検査を先延ばしにして延命させることができるのです。ニセコエクスプレスやクリスタルエクスプレスは、晩年は営業列車として使用することが少なく、所属先の苗穂運転所(札ナホ)構内で待機していることが多かったことから、これらの車両も休車扱いにして検査サイクルを延ばしていました。
普通車の中間車の一部を廃車・解体にしたことで、繁忙期における増結は難しくなります。しかし、コロナ禍以降は、そもそもの利用がさらに少なくなっており、繁忙期においても増結が積極的に実施されているわけではありません。なので、一部の中間車をつぶしても影響はないということでしょう。車両の老朽取替計画では、一応今年度までの活躍になっています。
来年度以降の石北特急の見通しが、現段階では不明なままですが、本当にキハ283系が石北特急に転用されるのか、キハ261系0番台を石北特急に転用させるのか、特急そのものが廃止になるのか。さまざまな予測ができます。いずれにしても、キハ183系の一般車については今年度が最後になるはずですから、今年から来年にかけてキハ183系の廃車・解体が続くと思われます。
それにしても、最後まで生き残ると予想していた機関換装車ですら廃車・解体される時期となりました。キハ183系の終焉はすぐそこまで近づいています。
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とうとう管理者のパソコンが限界に達し、中のデータが破損したことで、データを消すこともできず、HDDに移動できるぐらいしかできなくなりました。しばらく違うパソコンで更新しますが、新しいパソコンをとりあえず注文したので、これから来るのが楽しみです。
9年頑張って使ったのでよしとしましょう。記事作成中は別のパソコンですが、フリーズせずにこれでもかなり快適です。しばらく代替のこのパソコンでもいいですが、夢だったアップル製の保有が待てないので、早速迷うことなく注文してしまいました。
パソコンの話は置いておいて、昨今苗穂工場では、入場していたキハ183系の中間車の解体が始まりました。



5両が解体線へ順番に並んでいます。そのうち1両については既に車体の半分がカットされていました。
管理者が確認した限りでは、どれも旧「北斗」用の機関換装車であり、解体となれば、同グループから初の廃車・解体となります。機関換装時期は車両によって異なりますが、2013年の出火事故以降、使用休止期間を経て、2014年から使用を開始しました。使用年数の長い車両で8年使用したことになります。
元々は札幌~函館間の特急「北斗」として主に使用されていました。原番はキハ182形550番台で、130km/h対応化とともに車番+2000となって2550番台へ、機関換装時に車番+5000番として現在の7550番台になりました。
機関換装の理由は、部品調達が困難になり、メンテナンスに苦慮している背景から、重要機器取替工事を機に機関をキハ261系1000番台と同等のN-DMF13HZK(460 PS / 2100 rpm)に換装しています。そのほか、変速機なども合わせて交換しています。
一部機器をキハ261系と共用していることから、車両メンテナンスという点においても、キハ183系一般車の中で最後まで残るグループと予想していました。実際はやはり最後の方まで残ったグループになりましたが、いざキハ183系そのものが今年度いっぱいで引退予定としているとなると、500番台や1500番台の後を追うように廃車・解体という運命となり、機関換装車だからといって特別延命されるようなことはないです。
複数の方から話を聞くと、時期によって2グループぐらいに分けて車両を使い分けていたようです。一方のグループが運用に入れば、もう一方のグループは休車扱いにして、しばらく運用に入らないような体制をとっていたようです。
休車扱いにすることで、その休車扱いにした期間を検査サイクルから除外することができ、検査を先延ばしにして延命させることができるのです。ニセコエクスプレスやクリスタルエクスプレスは、晩年は営業列車として使用することが少なく、所属先の苗穂運転所(札ナホ)構内で待機していることが多かったことから、これらの車両も休車扱いにして検査サイクルを延ばしていました。
普通車の中間車の一部を廃車・解体にしたことで、繁忙期における増結は難しくなります。しかし、コロナ禍以降は、そもそもの利用がさらに少なくなっており、繁忙期においても増結が積極的に実施されているわけではありません。なので、一部の中間車をつぶしても影響はないということでしょう。車両の老朽取替計画では、一応今年度までの活躍になっています。
来年度以降の石北特急の見通しが、現段階では不明なままですが、本当にキハ283系が石北特急に転用されるのか、キハ261系0番台を石北特急に転用させるのか、特急そのものが廃止になるのか。さまざまな予測ができます。いずれにしても、キハ183系の一般車については今年度が最後になるはずですから、今年から来年にかけてキハ183系の廃車・解体が続くと思われます。
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