北海道ボールパーク開業に向けた北広島駅の札幌方面ホームの延伸工事
駅 - 2022年04月18日 (月)
北広島駅において、札幌方面ホーム3番線と4番線でホームの延伸工事が実施されています。





千歳方にホームが4両分延伸されています。千歳方面の列車が発着する1番線・2番線ホームは延伸されていません。札幌方面ホームだけです。現在はまだ使用されておらず、快速「エアポート」も既存のホームの位置で停車しています。
使用開始時期は2023年2月です。
2023年3月開業予定の北海道ボールパークの輸送において、鉄道の輸送分担が満員35,000人に対し、およそ4割にあたる13,500人が提示されています。ナイターゲーム終了後に最終列車までに利用してもらうためには、北広島駅に停車する快速「エアポート」や普通列車、そして今年度の事業計画にも記載されていた臨時列車を使用してもらうことになります。
北広島駅は、普通列車こそ本数が減少したものの、快速「エアポート」と普通列車が接続を図る駅で、後続の快速「エアポート」が普通列車を追い抜きます。双方で乗り換える利用客が多く、加えて、日頃から利用が多い駅のため、列車到着時はホームは混雑する傾向にあります。
北海道ボールパークに最寄りに新駅設置の構想がありますが、現段階では早ければまだ地質調査段階で、具体的に設置するかどうかも決まっていません。そのため、北海道ボールパーク開業後も暫定的に、既存の北広島駅が最寄り駅として北海道ボールパークへの観客の輸送の拠点駅として機能していくことになります。
ホームを伸ばした理由は、ホームの混雑緩和を図るためです。現在は普通列車も6両編成とする場合、快速「エアポート」と並行して停車していますが、これを一方の停止位置をずらすことで、ホームの混雑緩和、安全対策を講じます。資料によれば、停止位置が変更になるのは快速「エアポート」の方で、北広島駅の札幌方面ホームの千歳方の階段を下ったあたりに、先頭1両目の車両が停車するように変更されるようです。
また、自動改札機の増設やホームエスカレーターについても、利用の多い時間帯に上下1基ずつを同一方向に2基運転し、円滑な移動を可能にする計画です。
このように北広島駅は改修されるわけですが、もちろん北広島市から新駅設置の要望は出されています。仮に新駅が設置された場合は、快速「エアポート」を利用する方は北広島駅から、普通列車及び臨時列車を利用する方は北海道ボールパーク駅(仮称)からの利用となる計画です。事前資料の段階で、新駅は快速「エアポート」は停車しない方針のようです。
管理者としてはもっと視野を広げてほしいというのが正直なところです。札幌ドーム開催時でできなかったことが今度はできるようになります。それは、道内各方面からのアクセスが鉄道によってしやすくなります。現在の札幌ドームの場合だと、道内各地から来る場合、公共交通を利用する際は、大抵札幌中心部を経由しなければなりませんでした。
それが今度は、手前の北広島市に拠点が設けられることになり、しかも駅からほど近い。であれば、デイゲームでもナイターゲームでも、ゲーム開催時限定で北広島駅または新駅設置後は新駅へ特急列車を臨時停車させて、道内各地からの利用客に対してもアクセスしやすい輸送計画としてもらいたいのです。
南千歳駅で乗り換えれば済む話ですが、やはり乗り換えというのは思っている以上に手間で、これがあるかないかで全然違います。千歳線内も特急列車は概ね快速「エアポート」と同程度の所要時間で並行ダイヤを組んでいるからこそ、実現しやすいことでもあるのです。
例えばナイターゲームでいうと、帯広・釧路方面からは特急「おおぞら8号」を、函館・室蘭方面は特急「北斗13号」や特急「すずらん9号」、逆に帰宅時は帯広方面は特急「とかち9号」、室蘭方面は特急「すずらん12号」をそれぞれ臨時停車させることで、道内各方面からのアクセスもしやすくなるはずです。
どの鉄道会社もこの傾向はありますが、駅によって、特急や快速を停車させない方針をとっていることが多いです。これからは利用状況に応じて主要駅を通過する快速列車、普通列車しか停車しない駅に特急列車など、利用状況に応じて柔軟な対応が求められる時代だと思います。管理者としては、ゲーム開催時における付近の時間帯を走行する特急列車の臨時停車は実現してほしいです。
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千歳方にホームが4両分延伸されています。千歳方面の列車が発着する1番線・2番線ホームは延伸されていません。札幌方面ホームだけです。現在はまだ使用されておらず、快速「エアポート」も既存のホームの位置で停車しています。
使用開始時期は2023年2月です。
2023年3月開業予定の北海道ボールパークの輸送において、鉄道の輸送分担が満員35,000人に対し、およそ4割にあたる13,500人が提示されています。ナイターゲーム終了後に最終列車までに利用してもらうためには、北広島駅に停車する快速「エアポート」や普通列車、そして今年度の事業計画にも記載されていた臨時列車を使用してもらうことになります。
北広島駅は、普通列車こそ本数が減少したものの、快速「エアポート」と普通列車が接続を図る駅で、後続の快速「エアポート」が普通列車を追い抜きます。双方で乗り換える利用客が多く、加えて、日頃から利用が多い駅のため、列車到着時はホームは混雑する傾向にあります。
北海道ボールパークに最寄りに新駅設置の構想がありますが、現段階では早ければまだ地質調査段階で、具体的に設置するかどうかも決まっていません。そのため、北海道ボールパーク開業後も暫定的に、既存の北広島駅が最寄り駅として北海道ボールパークへの観客の輸送の拠点駅として機能していくことになります。
ホームを伸ばした理由は、ホームの混雑緩和を図るためです。現在は普通列車も6両編成とする場合、快速「エアポート」と並行して停車していますが、これを一方の停止位置をずらすことで、ホームの混雑緩和、安全対策を講じます。資料によれば、停止位置が変更になるのは快速「エアポート」の方で、北広島駅の札幌方面ホームの千歳方の階段を下ったあたりに、先頭1両目の車両が停車するように変更されるようです。
また、自動改札機の増設やホームエスカレーターについても、利用の多い時間帯に上下1基ずつを同一方向に2基運転し、円滑な移動を可能にする計画です。
このように北広島駅は改修されるわけですが、もちろん北広島市から新駅設置の要望は出されています。仮に新駅が設置された場合は、快速「エアポート」を利用する方は北広島駅から、普通列車及び臨時列車を利用する方は北海道ボールパーク駅(仮称)からの利用となる計画です。事前資料の段階で、新駅は快速「エアポート」は停車しない方針のようです。
管理者としてはもっと視野を広げてほしいというのが正直なところです。札幌ドーム開催時でできなかったことが今度はできるようになります。それは、道内各方面からのアクセスが鉄道によってしやすくなります。現在の札幌ドームの場合だと、道内各地から来る場合、公共交通を利用する際は、大抵札幌中心部を経由しなければなりませんでした。
それが今度は、手前の北広島市に拠点が設けられることになり、しかも駅からほど近い。であれば、デイゲームでもナイターゲームでも、ゲーム開催時限定で北広島駅または新駅設置後は新駅へ特急列車を臨時停車させて、道内各地からの利用客に対してもアクセスしやすい輸送計画としてもらいたいのです。
南千歳駅で乗り換えれば済む話ですが、やはり乗り換えというのは思っている以上に手間で、これがあるかないかで全然違います。千歳線内も特急列車は概ね快速「エアポート」と同程度の所要時間で並行ダイヤを組んでいるからこそ、実現しやすいことでもあるのです。
例えばナイターゲームでいうと、帯広・釧路方面からは特急「おおぞら8号」を、函館・室蘭方面は特急「北斗13号」や特急「すずらん9号」、逆に帰宅時は帯広方面は特急「とかち9号」、室蘭方面は特急「すずらん12号」をそれぞれ臨時停車させることで、道内各方面からのアクセスもしやすくなるはずです。
どの鉄道会社もこの傾向はありますが、駅によって、特急や快速を停車させない方針をとっていることが多いです。これからは利用状況に応じて主要駅を通過する快速列車、普通列車しか停車しない駅に特急列車など、利用状況に応じて柔軟な対応が求められる時代だと思います。管理者としては、ゲーム開催時における付近の時間帯を走行する特急列車の臨時停車は実現してほしいです。
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