苗穂工場でキハ183系の中間車の解体を実施中
キハ183系 - 2022年04月23日 (土)
昨今苗穂工場では、キハ183系の中間車の解体が進んでいます。




23日は苗穂工場内にある鉄道技術館の一般公開日だったので、解体の様子も見てきました。
先日にはさらに3両入場したということで、今年度も引き続き両数を減らしつつあります。
今回解体しているのは、苗穂転属まで函館運輸所(函ハコ)に所属していた旧「北斗」用の車両です。2014年から重要機器取替工事を実施していました。それまでは130km/h運転を実施しており、主要な機器は更新しているといえど、やはり車体側は限界だったようです。
この重要機器取替工事でエンジンを換装しているわけですが、出火事故を起こした同型のエンジンを搭載していたかあというのが直接的な理由ではなく、各主要部品が生産中止となり、メンテナンスに苦慮していたことが原因とし、機関換装を実施しました。ただ、機関換装を実施したのが当時の函館車のみであったことから、少なからず、出火事故の影響もあったことでしょう。
やはり、キハ183系一般車の中では最後の方まで残ったグループであり、機関換装から早い車両で8年が経過します。加えて車齢を考えると、もう限界の域だったと思います。
既にコメントなどで教えていただいていますが、石北特急にキハ283系が使われるような話があるようです。車体剛性が落ちた車両で、しかもメンテナンスが大変な振り子式車両、日本の在来線史上初めて制御付き自然振り子式車両が転用されるということで話題が尽きませんが、こちらも正式な発表があるまで待ちたいと思います。
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23日は苗穂工場内にある鉄道技術館の一般公開日だったので、解体の様子も見てきました。
先日にはさらに3両入場したということで、今年度も引き続き両数を減らしつつあります。
今回解体しているのは、苗穂転属まで函館運輸所(函ハコ)に所属していた旧「北斗」用の車両です。2014年から重要機器取替工事を実施していました。それまでは130km/h運転を実施しており、主要な機器は更新しているといえど、やはり車体側は限界だったようです。
この重要機器取替工事でエンジンを換装しているわけですが、出火事故を起こした同型のエンジンを搭載していたかあというのが直接的な理由ではなく、各主要部品が生産中止となり、メンテナンスに苦慮していたことが原因とし、機関換装を実施しました。ただ、機関換装を実施したのが当時の函館車のみであったことから、少なからず、出火事故の影響もあったことでしょう。
やはり、キハ183系一般車の中では最後の方まで残ったグループであり、機関換装から早い車両で8年が経過します。加えて車齢を考えると、もう限界の域だったと思います。
既にコメントなどで教えていただいていますが、石北特急にキハ283系が使われるような話があるようです。車体剛性が落ちた車両で、しかもメンテナンスが大変な振り子式車両、日本の在来線史上初めて制御付き自然振り子式車両が転用されるということで話題が尽きませんが、こちらも正式な発表があるまで待ちたいと思います。
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