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鉄道技術館はやはり楽しい!!

ようやくやることが片付いて疲れたので、今回は写真メインで終わらせます。

毎月第2・第4土曜日の午後に開館する苗穂工場敷地内にある鉄道技術館。先週も開館日だったので行ってきました。



苗穂は北海道の鉄オタからしたら、もはや聖地です。何度訪問しても全く飽きがこない、まるで中毒です。













カットボディを含めて貴重な資料がたくさん。先週から屋外で保管されているDMVの試作車のブルーシートが外されました。

北海道では、こうした鉄道の資料を保存する施設が非常に少ないです。本来であれば鉄道技術館の大規模版のような鉄道博物館を苗穂運転所(札ナホ)構内規模の大きさで設けて、これまでの北海道の鉄道の資料や技術継承の様子を将来的に伝え続けていくべきですが、そうした設備がないので、将来的に北海道の鉄道がどのように歩んできたのかわからなくなってしまう可能性もあり得るのです。

北海道の鉄道の場合、特に過去に存在していた地方交通線については、産業の進展とともに鉄道が敷設され、そこから地域が発展していったケースが多いのです。つまり、地方の発展や歴史は、北海道の鉄道にも深く関わってくることなのです。

鉄道がどのように進展していったかによって、どのようにその地域が発展していったかを辿ることもできます。特に旧産炭地ではこの傾向が強いでしょう。輸送のメインは鉄道でしたからね。

なので、鉄道の博物館を北海道で設けることは、各自治体にとっても大きな意味のあることなのです。大規模な敷地さえ確保できれば、クラウドファンディングでどうにかならないものでしょうか?

場所は車で行くような僻地ではなく、苗穂周辺とかの方がいいですよ。苗穂は鉄道とともに歩んできた地域であり、そうした施設を苗穂に設けることで、景観上においても非常に合理的なまちづくりで、建造物の工夫と合わせて大きく評価されることと思います。

将来的に是非とも実現してほしいことです。









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コメント
11453: by 苗穂住民 on 2022/05/08 at 13:37:35

 こんにちは。

 リゾートエクスプレスの資料は下敷きで、1989年の苗穂工場公開時に入口で配っていたものです。裏には車両のデータが掲載されています。工場ではクリスタルエクスプレスが製造中でした。

 北海道鉄道技術館は1910年(苗穂工場開設の翌年、苗穂駅開業と同年)に工場の
倉庫として建てられたもので、建物自体に歴史的価値が認められています。道内の鉄道関連の建築物では岩見沢レールセンター(1899年)に次いで古いのではないでしょうか。

 苗穂駅で見られるレンガ(タイル)の積み方が北海道鉄道技術館と同じですね。

11458: by 管理人 on 2022/05/12 at 22:30:37

>>苗穂住民さん、コメントありがとうございます。

鉄道技術館は今や貴重なレンガの建物です。中は改装されていますが、外観はほぼ当時のまま維持しているのではないでしょうか?

今となってはレンガの建物は激減し、見る機会そのものが減りました。江別がレンガの街となっていますが、倉庫や倉庫を改装した建物が何軒かあるくらいで、特別多いわけではありません。

岩見沢レールセンターは、最後に見たのは2015年の冬だったと思います。今はどうなっているのでしょう?気になります。

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