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5月下旬に「キハ183-6101」も苗穂工場へ〜キハ183系お座敷車消滅へ

紹介するのが遅くなりましたが、5月29日に「キハ183-6101」も苗穂工場に入場しました。





2枚目の写真のお隣の車両が先に入場した「キハ183-6001」です。苗穂工場入場時にヘッドマークが抜かれていたということですから、残念ながら「キハ183-6101」も廃車になるものと思われます。














外装が赤い時代の写真が少しありました。

以前は写真のような赤い外装でしたが、過去の記録を辿ると、2017年11月に他の車両と同様HET色となりました。「キハ183-6001」が2015年5月の時点でHET色化されていたので、2年半ほど赤い外装を纏ったまま在籍していたことになります。その間に中間車については先に廃車・解体されています。

これらの写真は2017年1月の写真で、当時はキハ183系初期車の老朽劣化に大変苦戦していた時期で、常に先頭車が不足していた時期でした。苗穂車を使用する特急「オホーツク」・特急「サロべツ」については、もう所定編成は関係なく、日替わりランチのように、毎日編成を楽しめる時期でした。

この2ヶ月後に道北方面の一部特急列車を旭川駅発着とし、何とか乗り切るようになります。


この「キハ183-6101」は、他のキハ183系お座敷車2両とは違い、ベースの車両が「キハ183-1557」です。他の2両が500番台からの改造だったのに対し、同車だけ1500番台からの改造でした。

この違いは搭載エンジンのほか、先頭車については、サービス電源を確保するための電源機関の有無です。

2013年から2014年の間、特急「北斗14号」の出火事故を機に、同型のエンジン搭載車の使用を休止しましたが、その際お座敷車から対象となったのが「キハ183-6101」を除く2両でした。使用休止期間の間、唯一稼働することができたお座敷車でした。しかし、実際に営業運転には入らなかったはずで、近年同様、専ら札幌運転所(札サウ)との間を行き来するフライス回送列車に使われていたと思います。

ここ数年は、石北特急の故障時の救援車としての使用もありました。網走側で車両故障が発生し、単独で車両の回送ができない場合に、特急「オホーツク3号」に連結されて網走に送り込まれ、故障した編成に連結して札幌に戻していました。

こうした緊急時における救援車的な役割の車両も消していくとすると、本当にキハ183系は末期のような雰囲気になってきます。車番等は詳しく確認していませんが、昨今では既に最低限の車両でしかやり繰りしておらず、現在稼働している車両が最後まで残るということなのでしょう。

苗穂工場では、今週から再びキハ183系の解体が実施されているはずです。いずれお座敷車も解体されるのでしょう。ここ10年ぐらいは営業列車としてほぼ稼働せず、何だか寂しい最後になりそうです。









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コメント
11555: by 旭アサ on 2022/06/17 at 23:04:01

このブログはいつも信頼しています。
独自の取材網で、一般の人には知り得ない極秘情報が充実してますよね。
キハ183.281.283は今年度中に全車廃車になるとこのブログで読みました。
特急が261系に統一されるのは来年春ということで間違いないですか。

11559: by 183廃人 on 2022/06/18 at 21:07:01

6101の種車は1557ですよ。やっぱり塗装塗り直した時が全検だったらしく6月で検査入れるか落とすかのどっちかとは分かってましたけど廃車ですか。どんどん183も寂しくなってきますね。6101なら発電エンジンがあったので集約臨とかの引率者用とか臨時北斗として使えたり出来なかったのかなぁとかと思ってます。お座敷にはカラオケや冷蔵庫があったらしいので
あとお座敷だけ妻面上に150のテールのようなライトがありましたけどあれ何だったんですかね。

11561: by ナナッシー on 2022/06/19 at 14:50:26

こんにちは
DJ7月号にもキハ183系お座敷の項目が残っていますが、正式に廃車の手続きが完了次第項目から削除されると思われます。

2012年までは団臨が設定されていましたが、2013年以降はキハ400がお座敷担当。その後先にキハ400が廃車してからは完全にお座敷の運用から外れて専ら救援車として運用に入っていました。

定期列車にお座敷を指定席として連結する場合、マルスで発券する際には2人掛け・4人掛けの座席設定する必要がありました。
はまなす・ラベンダーみたく自由席として連結すれば使い道が増えたかも知れません。

11562:この車両はサロベツで乗りました by 千葉日台 on 2022/06/19 at 20:51:12

2003年のことです。
今思えば2000年にキハ400を廃車(実際は改造、格下げ)から5,6年が最盛期だった気がします。2007年に利尻が廃止されて流れが変わったでしょうか。

その後は全国的にリゾート列車が縮小気味で、近年は救援列車に出たとしても客室締め切りであっては営業収益はゼロ(キハ183-1550であればなにがしかの運賃、料金は入る)で運行収益がかかります。

キハ182-7550を廃車するぐらい運用に余裕があればコストだけかかかる車両を廃止するのは仕方が無いと思います。

それと思うに、そんなにお座敷列車に改造する必要があったのかという事にもなります。

11565: by 管理人 on 2022/06/20 at 22:34:58

>>旭アサさん、コメントありがとうございます。


間違いも多いので、信頼まではしなくてもいいです。あくまで参考程度にしてください。


以前から記事中で紹介しているとおり、「JR北海道グループの中期経営計画2023」の設備投資・修繕計画で既存の特急気動車全てを今年度までに老朽取替を実施するとしています。

しかし、昨今のキハ283系の動向では、石北特急に転用される可能性も出てきたのです。記載内容とは全く異なります。唯一全区間に渡って不採算路線の石北特急ですから、一時的な繋ぎとして使用する可能性もありそうです。

それ以外については、キハ261系に置き換えられると思います。キハ281系置き換え分も出揃いました。もしかしたら札幌駅11番線供用開始に伴うダイヤ改正の可能性もあり、そこでキハ261系化される可能性もありそうです。

いずれにしても、来春になれば、ほぼ中期計画どおりになるのではないでしょうか?

11567: by 管理人 on 2022/06/20 at 22:44:00

>>183廃人さん、コメントありがとうございます。

車番の件ありがとうございます。訂正させていただきました。

電源機関を搭載していたので、6001よりも融通が利いたはずです。全般検査は2017年の秋ぐらいで、そこからは長距離で使用されることもあまりなかったので、晩年は本当に勿体なかったです。前回の全検前で廃車にしても良かったレベルです。

主に指定席として使用されていたので、はまなすラウンジのように自由席利用だったら、もっと可能性があったのかもしれません。

妻面上のライトについてはわからないです。先日Twitterで初めて知りました。

11569: by 管理人 on 2022/06/20 at 22:52:30

>>ナナッシーさん、コメントありがとうございます。

晩年は予備車か回送用ぐらいで、細々と使用されていました。仰るとおり、自由席として使えばもっとお座敷車も可能性が残されていたかもしれません。

一時は特急「サロべツ」などが予備車両がなくて苦戦していましたから、ニセコエクスプレスやクリスタルエクスプレスとも活用し、予備車確保+観光要素を混ぜて運行していた方が多少は話題性もあって良かったんじゃないかと思っています。

最後は勿体なかったですね。

11570: by 管理人 on 2022/06/20 at 22:57:00

>>千葉日台さん、コメントありがとうございます。

最後が利尻でしたっけ?それまでは「オホーツク」や「北斗」で年に何回かお座敷車を組み込んで走っていましたよね。

結局需要がなかったのかそれも中止されました。

救援車としての活用も収益はゼロで燃料代だけがかかっていました。なぜそこまでお座敷車を保護する必要があるのかあまり理解ができませんでした。座敷の手入れに手間がかかるからとかでしょうか?

当時は先を見据えずに老朽化したら代替車両の改造が必須だった時期です。おそらく団体需要は右肩下がりでしたから、そこで本来気づくべきでした。ローカル輸送が当時から壊滅的だったので、都市間輸送の高速化と観光列車でその分の収益が得られるという算段だったのでしょうね。

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