札幌〜岩見沢間で実施されているキハ283系の試運転
キハ283系 - 2022年06月24日 (金)
昨今、札幌〜岩見沢間でキハ283系が試運転を実施しています。


厳密には、往路は苗穂〜岩見沢、復路は岩見沢〜札幌です。本日から試運転幕を表示して運行していたので、題名も「試運転」と紹介させていただきます。写真はネタになってしまったので、後日SNSの方で紹介したいと思います。
昨今の札幌〜岩見沢往復のほか、先日は同じ4両編成で旭川運転所(旭アサ)へ回送されています。編成は写真と同じように、旭川方にキハ282形0番台を連結した4両編成のようです。
従来は釧路運輸車両所(釧クシ)配置だったキハ283系ですが、現在は苗穂運転所(札ナホ)に配置されています。しかしながら、定期運用は持っておらず、動向が気になるところです。ここで完全にお役御免になっていれば、生かしておく必要はなく、車籍は抹消するはずですからね。
生かしたということは、何らかの目的があるはずです。
その有力候補として浮上しているのが北見・網走方面へ。札幌・旭川〜網走間の特急「オホーツク」・特急「大雪」への転用です。
現在はキハ183系を使用していますが、老朽化が進行し、徐々に車両が廃車になって数を減らしつつあります。先日、お座敷車のような昨今は救援用として駆り出されていた車両すらお役御免にするぐらいですから、おそらくキハ183系自体の寿命が短いということが読み取れ、実際に「JR北海道グループの中期経営計画2023」の設備投資・修繕計画で既存の特急気動車全てを今年度までに老朽取替を実施することが発表されているので、おそらく今年度末で営業運転から撤退するものと推測しています。
一方、既存の特急気動車の後継車であるキハ261系1000番台について、石北本線への投入に関して、はまなす編成やラベンダー編成充当時のように、行先表示やヘッドマークがステッカー対応で、車内のインフォメーションボードも非表示だったことから、とても投入するできるような状況ではありません。
加えて、今年3月の増備をもって同車の増備が終了しました。現行の車両配置のままであれば、札幌車で予備車が不足してしまい、現状の運用をそのまま引き継ぐことができません。
となれば、車籍を残したキハ283系に白羽の矢が立ち、昨今の試運転も転用目的ではないか?というのが自然な流れです。
旭川運転所(旭アサ)へ回送された車両については、それ以降音沙汰がないようですが、札幌〜岩見沢間では数日おきに試運転を実施しています。2年前も6月にキハ261系1000番台が試運転を何度も実施していましたが、乗務員訓練目的の可能性も高そうです。
以前コメントで教えていただきましたが、岩見沢所属の乗務員について、特急「オホーツク2号」と特急「オホーツク3号」を受け持っているということですから、転用に向けてのハンドル訓練の可能性も高いと思います。
そして、もう一方の編成が旭川運転所(旭アサ)におり、この予測で当てはめていくとすれば、北見運転所に所属する乗務員を目的としたハンドル訓練が今後実施される可能性があり、車両を北見へ留置、石北本線内での試運転も今後見られるようになるのかもしれません。
いずれにしても、定期運用は失ったものの、昨今動きを見せているキハ283系には目が離せませんね!
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厳密には、往路は苗穂〜岩見沢、復路は岩見沢〜札幌です。本日から試運転幕を表示して運行していたので、題名も「試運転」と紹介させていただきます。写真はネタになってしまったので、後日SNSの方で紹介したいと思います。
昨今の札幌〜岩見沢往復のほか、先日は同じ4両編成で旭川運転所(旭アサ)へ回送されています。編成は写真と同じように、旭川方にキハ282形0番台を連結した4両編成のようです。
従来は釧路運輸車両所(釧クシ)配置だったキハ283系ですが、現在は苗穂運転所(札ナホ)に配置されています。しかしながら、定期運用は持っておらず、動向が気になるところです。ここで完全にお役御免になっていれば、生かしておく必要はなく、車籍は抹消するはずですからね。
生かしたということは、何らかの目的があるはずです。
その有力候補として浮上しているのが北見・網走方面へ。札幌・旭川〜網走間の特急「オホーツク」・特急「大雪」への転用です。
現在はキハ183系を使用していますが、老朽化が進行し、徐々に車両が廃車になって数を減らしつつあります。先日、お座敷車のような昨今は救援用として駆り出されていた車両すらお役御免にするぐらいですから、おそらくキハ183系自体の寿命が短いということが読み取れ、実際に「JR北海道グループの中期経営計画2023」の設備投資・修繕計画で既存の特急気動車全てを今年度までに老朽取替を実施することが発表されているので、おそらく今年度末で営業運転から撤退するものと推測しています。
一方、既存の特急気動車の後継車であるキハ261系1000番台について、石北本線への投入に関して、はまなす編成やラベンダー編成充当時のように、行先表示やヘッドマークがステッカー対応で、車内のインフォメーションボードも非表示だったことから、とても投入するできるような状況ではありません。
加えて、今年3月の増備をもって同車の増備が終了しました。現行の車両配置のままであれば、札幌車で予備車が不足してしまい、現状の運用をそのまま引き継ぐことができません。
となれば、車籍を残したキハ283系に白羽の矢が立ち、昨今の試運転も転用目的ではないか?というのが自然な流れです。
旭川運転所(旭アサ)へ回送された車両については、それ以降音沙汰がないようですが、札幌〜岩見沢間では数日おきに試運転を実施しています。2年前も6月にキハ261系1000番台が試運転を何度も実施していましたが、乗務員訓練目的の可能性も高そうです。
以前コメントで教えていただきましたが、岩見沢所属の乗務員について、特急「オホーツク2号」と特急「オホーツク3号」を受け持っているということですから、転用に向けてのハンドル訓練の可能性も高いと思います。
そして、もう一方の編成が旭川運転所(旭アサ)におり、この予測で当てはめていくとすれば、北見運転所に所属する乗務員を目的としたハンドル訓練が今後実施される可能性があり、車両を北見へ留置、石北本線内での試運転も今後見られるようになるのかもしれません。
いずれにしても、定期運用は失ったものの、昨今動きを見せているキハ283系には目が離せませんね!
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