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キハ150形もお疲れモード〜将来的に残存が不安視される100番台

北海道のローカル気動車キハ150形。



1993年から登場し、今もなお全車両が現役です。0番台が旭川運転所(旭アサ)、100番台が苫小牧運転所(札トマ)に配置されています。

写真は100番台です。元々は室蘭本線の長万部まで乗り入れ、冬季は函館本線の山線の助っ人として乗り入れていましたが、H100形の登場により、主な活躍の場を室蘭本線の苫小牧〜岩見沢間と石勝線の普通列車で使用されています。

先日確認してみたら・・・





一見綺麗な外装も塗膜が剥がれ、その上から塗装して応急処置をしていました。

先に軽量ステンレス製のキハ54形500番台が登場していますが、その後に登場したにも関わらず、車体はキハ40形気動車と同じく普通鋼製になりました。



こちらは0番台。両者は窓の形状が違います。

100番台は冷房装置が搭載されておらず、0番台は冷房装置が搭載されているのです。


一部を除いて、今年で車齢29年に達します。新しいと思っていたキハ150形気動車もお疲れモードで老朽化が迫っているのです。

さらに100番台では、冷房装置が非搭載です。代わりにクールファンを搭載し、車内に風を均等に送る配慮は見られますが、冷房機能までは果たせません。北海道では夏季には本州並みの猛暑が確認されるようになり、やはり冷房車が必要になりつつあります。

確かに、N-KDMF15HZ形(450ps/2000rpm)を搭載し、台車は2軸駆動なので、北海道のローカル運用において、重宝されるべき性能を持っています。しかしながら、どういった経緯で登場したのかは知りませんが、道南方面で投入・活躍している100番台については、冷房装置は非搭載です。今どき冷房装置が搭載されていないのは時代遅れで、早期の淘汰対象になる可能性もあるのです。

少なくとも冷房装置を搭載している0番台よりは引退は早いのではないでしょうか?

理由は、昨今北海道で次々に引退しているキハ40形気動車も、冷房装置を搭載していない車両がまず淘汰され、転用も実現しないまま終わっています。



その良き例が札沼線の末端区間で主に使用されたキハ40形400番台です。エンジンの形式が異なるものの、出力は同じで2軸駆動、冷房装置を搭載せずにワンマン運転に対応していないという点では、キハ150形100番台と似ています。

こちらも車体そのものが昨今まで残存している1700番台のような延命化工事がされなかったため、性能は十分ながら札沼線の末端区間廃止後は営業運転に入らずに至ります。実は今年4月の時点でまだ車籍が抹消されず、解体もされていない車両なので、今後の動向が気になるところです。




H100形は現時点で83両が登場しています。当初の計画では量産車が127両投入予定ということで、先行車を含めたら129両ということでしょうか?ただこれは2019年時点の計画であり、その後は車両投入における老朽取替計画では黄色線区、いわゆる不採算路線にもH100形の投入が決まりました。おそらく当初の予定よりも車両数は増えると予想し、既存のローカル気動車のほぼ全てをH100形に置き換える計画なのかもしれません。

もしそうなった場合、既に苫小牧に大量配置されており、非冷房車ということから、運用上の制約解消や車種統一による車両メンテナンスの関係から、ハイペースで置き換えが進むキハ40形気動車の置き換え後に続いて、同車が置き換えられる可能性が高いとみています。

その後、キハ40形気動車の後継車として、例えば道南いさりび鉄道の車両を置き換えることなども考えられますが、いずれにしても、管理者としては今から要チェックしておきたい車両です。









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コメント
11711: by 旭アサ on 2022/08/17 at 06:54:19

普通列車車両の今後が気になります
有識者の方から情報が入っているものとお察ししますが、ブログに書けないこともあるのかもしれません
一部廃止後の留萌線、根室線の運用やワンマン電車、観光用キハ40の行方など、これからの情報提供に期待します
このブログの内容に間違いないと信じています

11713: by 江東の住人 on 2022/08/17 at 07:17:30

北海道でも夏の暑さが顕著になってきてるので非冷房車の扱いは苦慮しそうですが、これは活用場所を選べばいいと思いますよ。
北海道で夏の気温が上がりにくいのは太平洋に面したエリアで、クーラーが必要そうな日はあっても年に1日2日あるかないかといったところです。
条件的に非冷房車が1番向いてそうなのは根室〜釧路〜白糠じゃないかと思います?
どんな車両でもいつかは寿命を迎えます。それまで使えばいいだけかと。

11715: by ナナッシー on 2022/08/17 at 21:24:57

こんばんは
キハ150形100代は苫小牧運転所から移動はしないと思いますよ。非冷房車を転属させるとなると運用線区がかなり限られてしまいます。(宗谷本線や根室本線釧路以東など。)

寧ろ考えられるのは737系が13編成26両配置に伴いH100系6両程度を旭川運転所に転属し、旭川運転所に配属されているキハ150形0代17両を苫小牧運転所と函館運輸所にそれぞれ転属すると思います。苫小牧運転所と函館運輸所に所属するキハ40を置き換えに着手することでしょうか。

ちなみにキハ150形0代は道南方面の方向幕が設置されていますので、こうしたことを想定していたと思えます。

キハ40の置き換えが完了次第キハ54の置き換えにも着手することでしょう。
もしかしたらH100系129両というのはキハ54の置き換えを含めた数量でしょうね。
山線が廃止になったタイミングで苗穂のH100系がキハ150形を置き換えると見ています。

11716: by 龍 on 2022/08/18 at 01:50:42 (コメント編集)

JR北海道初となるワンマン運転対応の2両編成の電車。ついに正式に発表がありました。その名は「737系通勤形交流電車」。老朽化が進むキハ143形気動車などの置換用として、26両(2両編成×13本)が製造されます。2022年冬から2023年春にかけて順次落成し、2023年春から室蘭本線の電化区間(室蘭駅〜東室蘭駅〜苫小牧駅間)で営業運転を開始します。

最高運転速度は120km/h。最大6両まで併結可能な仕様とのことですが、片側2扉で主にワンマン運転を想定した車両ということで、札幌都市圏の運用に頻繁に入ることはないと考えられます。前面はH100形気動車(ひいてはそのベースとなったJR東日本のGV-E400系気動車)に似たデザインになりました。

車体はステンレス製ではなく、735系電車・マヤ35形客車・H5系新幹線電車と同じくアルミニウム合金製で、側面は淡いピンク色の塗装となるようです。735系と同じく、日立製作所笠戸事業所で製造される「A-train」の一種ということでしょうか。JR北海道の在来線の営業用車両としては、735系以来12年ぶりの採用となります(前頭部のみ普通鋼製)。

内装はオールロングシート(一部優先席)となり、低床化による乗降口のステップの解消、車椅子スペースや車椅子対応の大型トイレを設置するなど、徹底したバリアフリー対応が施されています。

ところで、2022年4月1日時点で苫小牧運転所に配置されている一般形気動車は、以下の44両です。

・キハ40形1700番台【6両】:1706・1763・1780(道央の恵み号)・1783・1785・1786
・キハ143形100・150番台【10両(2両編成×5本)】:101〜104・151〜154・156・157
・キハ150形100番台【10両】:101〜110
・H100形【18両】:28〜45

H100形を除外すると26両で、ちょうど737系の導入数と一致します。苫小牧運転所は構内が電化されていないので、電化工事が実施されなければ737系は札幌運転所に配置されると考えられますが、キハ40形・キハ143形・キハ150形は全て苫小牧運転所から追い出され、他線区への転属もしくは廃車の可能性が出てきました。キハ143形の倍以上の両数が増備される737系でH100形の運用の一部を置き換えれば、十分有り得ることです。キハ150形の今後に注目ですね。

さて、キハ143形もこれでようやくお役御免となります。種車である50系客車(オハフ51形)が製造されたのが1978年〜1982年。客車列車の減少に伴う大量余剰もあって、キハ141系へ改造されたのが1990年〜1995年(キハ143形に限れば1994年〜1995年)。改造前の客車としてよりも、改造後の気動車としての活躍が圧倒的に長かったのです。改造当初は学園都市線、2012年の電化後は室蘭本線。本当に今までよく頑張ってくれました。JR北海道を支えてくれた功労者の最後を、気持ち良く送り出してあげたいですね。

11718:最終的にはハイブリッドに置き換えるのでしょう by 千葉日台 on 2022/08/19 at 20:54:35

性能的に電車の代走ができるキハ201系は微妙ですが、気動車はキハ150系も含めて置換対象になると思います、もう限界でしょう。

それにしても1990年代半ばでキハ150のクーラー無は解せません。勘繰れば国鉄時代の人がまだ残っている時代で「北海道東北は涼しいからクーラーは要らない」とコスト優先で導入したのかも知れません。

私が初めて夏の北海道に行った1992年は確かに北海道は当時住んでいた東京に比べると涼しかったです。

しかし今は東北や北海道は特に昼間は都内より暑い事があります。今の気象が50年前に現れていたら東北や北海道にもキハ65が導入されて気動車の冷房化が進んでいたのかも知れません。

かつては夏休みは涼しい北海道で、と思っていましたが、最近は稚内や釧路は兎も角、札幌周辺が涼しいとは思えません。ヘタすれば夏は日本より台湾の方が最高気温が低い事もあります。

気象はがこんなに変わるとは驚きです。

11720: by 管理人 on 2022/08/21 at 21:53:17

>>旭アサさん、コメントありがとうございます。

このブログは間違いだらけですからね。

どこまで置き換えられるかも正直わからない状況です。不採算路線としてJR北海道が単独で維持困難な路線もある以上、どの車両まで置き換えられるのかわからないですよね。

ただ、北海道のローカル気動車は、H100形を除けば、老朽化している車両ばかりです。留萌本線廃止などが将来的に控えており、全体の車両数は抑制できるはずですが、そのほかにも不採算路線を抱えている状況・・・。なかなか難しい問題です。

11721: by 管理人 on 2022/08/21 at 21:58:04

>>江東の住人さん、コメントありがとうございます。

苫小牧に配置されるあたり、いわゆる暖地向けという扱いなのでしょうが、近年は安全対策もあり、窓の開閉が難しくなってきていますよね。

窓の開閉で事故が起こるわけではありませんが、ダイヤ改正資料などで、冷房化率を謳っている以上、JRとしても列車の冷房化率は重要視していることが伺えます。

やはり気候が安定している道南エリアが一番無難かなと思います。

道東方面は気温が下がるので、冬季の結露が逆に心配ですよね。

11722: by 管理人 on 2022/08/21 at 22:03:06

>>ナナッシーさん、コメントありがとうございます。

将来的に函館エリアのヨンマル置き換えの可能性はありそうですよね。逆にそこぐらいでしか活用先がないと思います。

石勝線や室蘭本線の苫小牧〜岩見沢間にH100形が投入されればそれまでで、来春からワンマン電車の投入もあります。投入数がキハ143形をかなり上回っているので、基本的には東室蘭〜室蘭間を含めて車両の送り込みを除いて全て電車化するのでしょう。カーボンニュートラルの絡みもあります。

来春と山線廃止で概ねキハ150形は道央エリアからは消えると予想しています。函館エリアに異動し、いさりび鉄道に譲渡するのも出てくるのかなと予想しています。

11723: by 管理人 on 2022/08/21 at 22:07:17

>>龍さん、コメントありがとうございます。

久々の電車投入になりますね。キハ143形よりも投入数が大幅に上回るので、H100形も基本的には東室蘭〜長万部間の運転のみとなり、それ以外は東室蘭〜室蘭間を含めて基本的に電車を活用するということではないでしょうか?

以前、カーボンニュートラルの資料も発表されています。温室効果ガスの削減、排出量を実質ゼロにすることが目標ですから、電化設備のある区間は基本的に電車を使ってCO2の排出量を減らしていく取り組みが行われていくのでしょう。

車両数も増えるので、通勤時間帯の増結も期待され、混雑緩和も実施されるのではないかと思います。ただ、乗降に時間がかかるので、一部の時間帯では車掌が乗務した方がいいと思いますけどね。

11725: by 管理人 on 2022/08/21 at 22:17:39

>>千葉日台さん、コメントありがとうございます。

最終的には、水素を活用した燃料電池車両への置き換えとしています。

100番台はいわゆる北海道で言う暖地向け車両になります。ダイヤ改正資料などでも、冷房化を謳っているので、JRとしても冷房化の達成率を重要視していることがわかります。

特にこの時期からは、ローカル線の車内で窓を開けているとスズメバチが入ってきて、列車の運行に支障が出る場合も年に何回かあるのです。そうしたトラブル防止のためにも、やは窓が開かない冷房化率の向上を図るべきなんでしょうね。

今年の札幌は涼しいですが、昨年は暑かったです。35℃が当たり前のようでした。しかも雨が降らない。雨が降ってもそれは一気に災害レベルになったりと大変でした。

そうした悪天候時もやはり窓が開閉せずに冷房機器搭載の方がいいんでしょうね。

11728: by ポンポコ on 2022/08/22 at 23:00:13

キハ150@は多分まとめて函館に移動、100番台はいさりび鉄道に譲渡でしょうか。新幹線札幌延伸まで使い倒して廃止にするのでは?
H100も運用に対して両数多いので、旭川も苫小牧もキハ150の捻出は容易な感じがします。

11739: by 管理人 on 2022/08/26 at 22:10:44

>>ポンポコさん、コメントありがとうございます。

H100形も予備車を多めに確保しています。現状の両数なら、あと何運用かは置き換えることが可能なはずです。

100番台は苫小牧配置です。来春のダイヤ改正で737系の投入が決まりました。キハ143
形に比べて投入数が多いので、H100形の一部も置き換えると予想しています。まずは苫小牧から消えると予想し、その後函館に異動して最終的にいさりび鉄道へという感じでしょうか?

11771: by 苗穂住民 on 2022/09/01 at 13:50:56

 こんにちは。

 キハ150導入の経緯は、老朽車両の置き換え、ワンマン対応、混雑対応(仕切戸廃止、3列座席化)でした。エンジンを450PS、駆動を2軸にして特に冬期の単行運転を可能にしたと思われます。また、JR北海道の一般形気動車で初の冷房搭載車両でした。導入線区の長万部~苫小牧間は山線や旭川地区に比べて夏は比較的涼しいことから冷房非搭載で窓が開く100番台になったようです。涼しいのは海が近いからですが、それが車体の腐食を早めたのではないでしょうか。

 H100が129両(うち127両の計画は2019年5月10日のニュースリリースに掲載)あ
れば各運転所の予備車両を7両程度にすれば、函館地区と道南いさりび鉄道を除くすべての線区(赤線区は除外)をH100化できそうです。日本経済新聞の記事(2022年7月21日1:49)によると黄線区は廃止しない(ただしJRだけでは維持できないので方法を考える)とのことなので、129両は当初から山線と黒・緑・黄線区の車両数だったのではないでしょうか。当初、黄線区の老朽取替計画にH100は明示されていませんでしたが、キハ40・54の経年を考慮すればおのずとH100で置き換えることになると思います。キハ150は新幹線札幌開業まで函館地区と道南いさりび鉄道で使えそうです。

 山線はバス転換になるので、新幹線札幌開業後は苗穂のH100の一部を道南いさりび鉄道へ譲渡することになると思います。長万部~函館間の在来線の旅客輸送が残ればH100の増備と譲渡が必要となりそうです。

11775: by 管理人 on 2022/09/02 at 19:37:40

>>苗穂住民さん、コメントありがとうございます。

非冷房車ということから、北海道でいうと暖地向けということなんでしょうね。

黄色線区については、不採算路線ながらも維持していく方針であることをJR北海道の新社長は言及していました。仰るとおり、単独での維持は無理なので、沿線自治体とともに維持していく方法を模索していくとのことです。

先日の報道のとおり、現在の函館本線も新幹線開業後に維持していけるのかわからない状況です。ただ、維持していかなければ、貨物輸送はできなくなって物流は機能しなくなるし、道央圏に車両を投入するに際して、甲種輸送もできなくなります。その不安定な状況下で将来的に譲渡分の車両も含めるのか、含めないのか増備していくうえで難しい判断ですよね。

五稜郭閉所などから、今後函館エリアについては、キハ261系の増備も終わり、将来的に手放せる区間でもあるので、そこまで投資する必要はなく、車両の転用などで新幹線延伸開業まで持たせるのでしょう。新幹線延伸開業という嬉しい話題の一方、在来線の処遇という難しい岐路に立たされていますね。

11802:方向転換したキハ150-100 by 苗穂住民 on 2022/09/14 at 21:50:54

 こんばんは。

 最初の画像は千歳駅2番線に停車中のキハ150-101だと思いますが、列車の向きが昨年の記事のものと比べて変わっています。調べてみると今年の3月改正前日に方向転換を行ったようです。(YouTube動画あり。)

 元々海線のキハ150-100は山線のキハ150-0とは反対向きで運用されていて冬期の苗穂への貸し出しの際には方向転換して連結可能としていました。現在はキハ150-0とキハ150-100は常時連結可能な状態になっているわけで、将来、両者が連結されて使用されることになると思われます。

11812: by 管理人 on 2022/09/19 at 23:16:24

>>苗穂住民さん、コメントありがとうございます。

今は0番台が旭川、100番台が苫小牧配置だったと思いますが、将来的に双方で連結される可能性があれば、どちらかが転用されない限りは実現できません。おそらく737系投入時に何らかの動きがあると思われ、その際にどのような体制になるか気になるところです。

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