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2022年も北海道内を駆け巡った「ロイヤルエクスプレス」

今年も北海道内を走った「ロイヤルエクスプレス」が昨日、札幌を出発して本州に向けて戻っていったようです。



一昨年撮影した写真をまず掲載しますが、通常であれば、牽引するディーゼル機関車2両は黄色いのです。






しかし今年は、そのうちの一方が原則として原色カラーでの運転となり、黄色いディーゼル機関車2両による重連運転は実現しませんでした。

昨年は営業運転前の試運転時に一方が原色カラーによる重連運転が見られました。







また、今年は運行中に車両不具合で釧路から札幌へ急遽回送されたり、遠軽駅でディーゼル機関車の車両点検、網走駅構内でもディーゼル機関車の車両不具合と、今年は車両不具合が悩まされた年でした。

そこで、最後の2回、正確には今年の運行は8回ありましたが、7回目の旭川から札幌と8回目全ては最後の写真のように、急遽ノロッコ号で使用する牽引機に変更されて運行しました。

それだけ、車両繰りに苦労した状況が伺えました。

牽引を担うDE15形ディーゼル機関車は、北海道では元々除雪車として冬季は前後にラッセルヘッドを装着して使用します。夏季になればラッセルヘッドを外して臨時列車に使われたり、車両不具合の際の救援機として使用されます。

牽引する機体は車齢が40年以上が経ち、老朽化が進行しています。故障してしまうと致命的です。黄色いディーゼル機関車が復帰できなかったのも、修繕に苦労したのか、部品の確保が困難等の理由が考えられるでしょう。

元々は現状よりもあリましたが、老朽化が激しいことを理由に、ここ数年で一部が廃車となりました。これにより、冬季の除雪に必要な車両を確保できなくなったとして、「流氷ノロッコ号」の運転が終了し、代わりに「流氷物語号」が運行するようになったのです。それだけ、維持するのにも大変な状況になってきています。

元々車両を牽引できるとはいえ、客車を牽引するよりも重い電車を無動力状態で牽引し、しかも石勝線や石北本線といった勾配が続く路線を連続して走行すれば、車両側にも相当の負荷がかかります。

本来の任務は冬季における除雪車ですから、夏季の運行でトラブルを起こし、冬季の運転に支障が出る事態になったら困ります。「ロイヤルエクスプレス」の北海道での運転が続くのも牽引機の体力次第といったところでしょうか?

今年は車両故障に悩まされて課題が残った年でした。来年以降も運行するのかは知りませんが、運行に際し、そろそろ限界が来ていることは言うまでもありませんね。








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コメント
11859: by ナナッシー on 2022/10/07 at 20:12:58

こんばんは
ディーゼル機関車の老朽化問題ですが、2026年以降に新型のディーゼル機関車もしくは事業用気動車の導入を計画しているようです。
また、ラッセル気動車も量産化に踏み切る模様です。こちらは2025年以降の予定です。
https://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/procurement/euepa.html

ディーゼル機関車であればJR貨物で実績のあるDD200を北海道向けに改良を施したほうが開発費のコストカットにもなりそうです。

11862: by 管理人 on 2022/10/07 at 23:22:34

>>ナナッシーさん、コメントありがとうございます。

詳しい情報ありがとうございます。事業用気動車とは、マヤの前後に繋がる予定の車両ということでしょうか?

DE15やDE10のようなディーゼル機関車は今後北海道でも必要です。でなければ、除雪用は別に用意するにしても、多客臨の設定や救援機などの確保が難しくなります。形式は分かりませんが、新型の投入を予定しているということで、なんとかそれまでは持ち堪えてほしいですね。

11864: by 苗穂住民 on 2022/10/09 at 00:34:51

 こんばんは。

 調達関連のPDFを読むと「ラッセル気動車」は「キヤ291」で、「内燃機関車または事業用気動車」は「DE15やDE10を置き換える機関車」と「検測用気動車」となりそうです。PDFファイル名から内燃機関車はDD200のような電気式になりそうですね。

 「検測用気動車」はマヤ35の前後に連結するのでしょうね。3両編成の総合検測車になるでしょうから、検測の度にマヤ35を苗穂に持って行くことも無くなり、検測用のキハ40も不要になると思います。East i-Dを借りる必要も無くなるのでしょうね。

11865: by とっくん on 2022/10/09 at 21:20:33

こんばんは。
北海道を走るロイヤルは、今後もシーズンが来たらまた走ってもらいたいところではありますが、DE15のトラブルの頻発によりひょっとしたら「危なっかしくて来年以降は無理」と判断され、今年で最後となりそうな気がしないでもない様に思えます。
果たして、来年以降は本当にどうなるか・・・?

11867: by 管理人 on 2022/10/12 at 22:09:27

>>苗穂住民さん、コメントありがとうございます。

ディーゼル機関車も北海道用として新規開発するのは無理なので、仰るとおり、DD200かそれをベースにした車両になりそうですよね。

検測用はマヤ35形の前後に連結するものと予想し、将来的には総合検測車になることが発表されています。おそらくこの時点で本州からのEast i-Dも不要になるはずです。

11868: by 管理人 on 2022/10/12 at 22:11:49

>>とっくんさん、コメントありがとうございます。

元々は胆振東部地震の復興を兼ねた列車で、初年度はコロナで一部日程が中止になりました。それに伴い、昨年も運行され増田。それが今年も続いていますよね。

いつまで続くのかは知りませんが、北海道の事情で言えば、牽引機の体力次第です。冬季の運用に支障が生じるレベルになれば、運行することはできなくなるでしょう。いつ亡くなってもおかしくはないですね。

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