きっぷは「正しく」使いましょう
その他あれこれ - 2022年11月19日 (土)
利用者が少ない駅や路線には、さまざまな目を引くポスターがあります。

不正乗車した際は、乗車した区間の運賃の3倍を徴収するというポスター。こんなルールがあるとは初めて知りました。こういうポスターがあるということは、過去にそうした例があったからにほかなりません。
実は意外ときっぷの不正使用や列車の不正乗車というのは身近にあるものです。例えば、入場券を購入しても、列車に乗ろうと思えば乗れるわけです。入場券の時間制限は2時間だったはずで、これは管理者も以前新函館北斗駅で初めて知りました。
その間に特定の場所まで列車で往復したり、とある駅まで列車を撮影しに行って、戻ってくるということは容易に可能なことです。利用者の少ない駅であれば、特定されるのも時間の問題ですが、札幌駅のような巨大なターミナルの場合、いくらカメラがたくさん設置してあるとはいえ、その人の多さは職員が一人一人チェックできるものではありません。そうした人混みをうまく使って不正乗車やきっぷの不正利用は考えられるのです。
管理者もよくネタ列車を撮影しに行く際、対向の列車から乗ってきて、列車を撮影した後、改札を出ないでそのまま引き返す人間はこれまでに多数見てきました。なので、ネタ列車を駅撮りしている連中一人一人にきっぷの確認をさせたら、意外とそうした人間は出てくるものです。あらかじめ往復のきっぷを購入しているとも思えません。
改善策としては、両方向に改札口を設けることです。根室本線の帯広駅や函館本線の高砂駅なんかは、両方向に改札口がありますよね。
例えば、高砂駅の場合、列車の撮影場所によく使用される野幌駅の1つ隣の駅ですが、あまりそうした場所として使用される傾向にありません。そもそも旭川方面の列車を撮影する場合、出発信号機が少し邪魔になるということがありますが、それを避けて撮影することは可能であり、隣同士の駅で使用する、されないが明確に出ていて面白いと思います。
なので野幌駅も改札口を手前に設けるのではなく、ホームへの階段付近で両方向それぞれ設け、窓口を入り口や待合室から突き当たりの場所に設置すれば、ある程度の対策はできたと思います。不正乗車やきっぷの不正利用を防ぐために、これからは両方向に改札機を設置する時代です。
そして、以前教えてもらった情報。当該人物はネタ列車を撮影するために道内を駆け巡っている人間ですが、フリーパスを購入して、後にそれを払戻しをかけるという行為をやっているそうです。
果たして、そんなことができるのか!?と思ってしまいますが、その方法は、改札機を通さず、有人通路を使ってスタンプを押させずに後に払戻しをかけるというもの。改札機も北海道の場合は地方の主要駅でも設置されていないことが多いです。そして、早朝や夜間は窓口そのものが閉まる無人状態のことも多いので、有人通路も勝手に出入りができてしまいます。そうした状況を全て把握していれば、主要駅でほぼ無人状態の中を好きなように乗り降りできるわけです。巨大ターミナルなどで一番最初に改札内に入る時は、テキトーに入場券でも購入すれば済む話ですよね。
また、そうした対策として、無人駅や特定の時間帯で無人になる主要駅などに対し、車掌が降車する利用者に対して、きっぷを回収する場合もありますが、発車時刻が迫っている中で実施しなければなりません。それを車掌が乗務している車両から遠く離れた場所で降り、写真を撮影する名目でホームに滞在し、列車の発車を待って車掌を遠ざければ、それを回避することができます。こうして、新品状態のフリーきっぷのままどこへでも行くことが案外できてしまいます。
加えて、昨今コロナ禍でもあり、車掌の検札の際も見せるだけで済みます。以前のようにスタンプなどは押しません。こうしたコロナ禍を利用した悪質な行為が実際にあるようで、これなら思う存分列車を堪能しつつ、後に払戻しをかけて、いくらかは自分に料金が戻ってくるという、いわば「格安旅行」ができてしまうんです。
JR北海道では、人件費カットのために、駅の無人化や窓口の時間の縮小などを進めていますが、それが逆に仇となっており、JR北海道のみならず、全国的に不正乗車は大きな問題として取り組まなければなりません。おそらくこの不正乗車市場は、年間莫大な金額になるはずですよ。
幼稚園児でもわかる基本的なマナー、一般常識なので、当ブログを閲覧している皆さんであれば、そのようなことはないと信じています。きっぷの不正使用、不正乗車問題、もっと大きな問題として取り上げてほしいですね。
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不正乗車した際は、乗車した区間の運賃の3倍を徴収するというポスター。こんなルールがあるとは初めて知りました。こういうポスターがあるということは、過去にそうした例があったからにほかなりません。
実は意外ときっぷの不正使用や列車の不正乗車というのは身近にあるものです。例えば、入場券を購入しても、列車に乗ろうと思えば乗れるわけです。入場券の時間制限は2時間だったはずで、これは管理者も以前新函館北斗駅で初めて知りました。
その間に特定の場所まで列車で往復したり、とある駅まで列車を撮影しに行って、戻ってくるということは容易に可能なことです。利用者の少ない駅であれば、特定されるのも時間の問題ですが、札幌駅のような巨大なターミナルの場合、いくらカメラがたくさん設置してあるとはいえ、その人の多さは職員が一人一人チェックできるものではありません。そうした人混みをうまく使って不正乗車やきっぷの不正利用は考えられるのです。
管理者もよくネタ列車を撮影しに行く際、対向の列車から乗ってきて、列車を撮影した後、改札を出ないでそのまま引き返す人間はこれまでに多数見てきました。なので、ネタ列車を駅撮りしている連中一人一人にきっぷの確認をさせたら、意外とそうした人間は出てくるものです。あらかじめ往復のきっぷを購入しているとも思えません。
改善策としては、両方向に改札口を設けることです。根室本線の帯広駅や函館本線の高砂駅なんかは、両方向に改札口がありますよね。
例えば、高砂駅の場合、列車の撮影場所によく使用される野幌駅の1つ隣の駅ですが、あまりそうした場所として使用される傾向にありません。そもそも旭川方面の列車を撮影する場合、出発信号機が少し邪魔になるということがありますが、それを避けて撮影することは可能であり、隣同士の駅で使用する、されないが明確に出ていて面白いと思います。
なので野幌駅も改札口を手前に設けるのではなく、ホームへの階段付近で両方向それぞれ設け、窓口を入り口や待合室から突き当たりの場所に設置すれば、ある程度の対策はできたと思います。不正乗車やきっぷの不正利用を防ぐために、これからは両方向に改札機を設置する時代です。
そして、以前教えてもらった情報。当該人物はネタ列車を撮影するために道内を駆け巡っている人間ですが、フリーパスを購入して、後にそれを払戻しをかけるという行為をやっているそうです。
果たして、そんなことができるのか!?と思ってしまいますが、その方法は、改札機を通さず、有人通路を使ってスタンプを押させずに後に払戻しをかけるというもの。改札機も北海道の場合は地方の主要駅でも設置されていないことが多いです。そして、早朝や夜間は窓口そのものが閉まる無人状態のことも多いので、有人通路も勝手に出入りができてしまいます。そうした状況を全て把握していれば、主要駅でほぼ無人状態の中を好きなように乗り降りできるわけです。巨大ターミナルなどで一番最初に改札内に入る時は、テキトーに入場券でも購入すれば済む話ですよね。
また、そうした対策として、無人駅や特定の時間帯で無人になる主要駅などに対し、車掌が降車する利用者に対して、きっぷを回収する場合もありますが、発車時刻が迫っている中で実施しなければなりません。それを車掌が乗務している車両から遠く離れた場所で降り、写真を撮影する名目でホームに滞在し、列車の発車を待って車掌を遠ざければ、それを回避することができます。こうして、新品状態のフリーきっぷのままどこへでも行くことが案外できてしまいます。
加えて、昨今コロナ禍でもあり、車掌の検札の際も見せるだけで済みます。以前のようにスタンプなどは押しません。こうしたコロナ禍を利用した悪質な行為が実際にあるようで、これなら思う存分列車を堪能しつつ、後に払戻しをかけて、いくらかは自分に料金が戻ってくるという、いわば「格安旅行」ができてしまうんです。
JR北海道では、人件費カットのために、駅の無人化や窓口の時間の縮小などを進めていますが、それが逆に仇となっており、JR北海道のみならず、全国的に不正乗車は大きな問題として取り組まなければなりません。おそらくこの不正乗車市場は、年間莫大な金額になるはずですよ。
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