年末年始は車両故障に苦しんだ宗谷線特急
代走・編成変更 - 2023年01月08日 (日)
年末年始は車両故障でほぼ連日代走になった宗谷線特急。


ノースレインボーエクスプレスにキハ261系5000番台はまなす編成、未確認ながら、キハ183系一般車も登板しました。
主な理由が、車輪に傷をつくってしまうことです。急ブレーキをかけた際に傷をつくってしまいます。近年北海道では、鹿が線路内に侵入し、いきなり飛び出してくることもあるので、急ブレーキをかけざるを得ません。場合によっては、轢いた鹿が車両の下敷きになったりすることもあるので、それを防ぐためにも、避ける方法として急ブレーキを使用せざるを得ないのです。ネットではいくつも動画が上がっているので、確認してみてください。
宗谷本線では、特に音威子府〜天塩中川間において、鹿との遭遇率が多くなっています。運用の途中で一旦旭川運転所(旭アサ)に出入りするため、その際に点検で傷が見つかることが多いです。
ではなぜ、車輪に傷をつくると列車を運休させるかというと、車輪踏面にフラット等の損傷がある場合、通常とは異なる振動が発生してしまい、部品の脱落などのさらなる不具合の原因になる場合があるからです。これは安全運行に支障をきたすことにつながりますから、原則として乗客を乗せて列車を走らせることができなくなります。
旭川運転所(旭アサ)で発見されることが多く、車両はそこでリタイアし、上りの特急「宗 谷」などのスジを使って最終的に車両を札幌まで回送させるようです。
年末年始輸送期間中も、宗谷本線だけキハ54形で代走、札幌〜旭川間を特急「ライラック」で代替したり、写真のノースレインボーエクスプレスやはまなす編成が代走に入りました。はまなす編成については、本来は特急「とかち9号」、特急「とかち4号」に充当していましたが、これらの列車を通常のキハ261系1000番台に切り替え、代走として登板したのです。
今回は代走用としても使うはまなす編成やラベンダー編成が他列車に充当している最中に車両不足に陥りました。しかし、はまなす編成とラベンダー編成の運用を確認していると、特急「とかち」と特急「北斗」に充当しているものの、連日一方は札幌に帰ってきている運用が組まれており、もし突発的な代走が必要になった際は、すぐに充当できるようにスケジュール調整が最初からされていたのかもしれません。
なので、ラベンダー編成が札幌に帰ってきているタイミングで代走が必要だった場合は、はまなす編成ではなく、ラベンダー編成が充当されていたのでしょう。
冬季は全部が全部ではありませんが、はまなす編成が主に宗谷線特急として使用されていました。はまなす編成が投入されてから3年目になりますが、今シーズンは初めて今のところ冬季に宗谷線特急の充当がない珍しい年。管理者も大丈夫なのか心配でしたが、やはり代走車両でなんとかやり繰りする厳しい状況がみられました。
これは後日お伝えしていきますが、現行ダイヤになって今年で6年目になりますが、この旭川駅発着体系、宗谷本線内を特急3往復を維持していく体制は限界だと感じています。遅延や車両不具合の原因もここを見直さなければ改善できないと思います。
なんとか車両不足を乗り切り、今は通常運転に戻っている宗谷線特急。1月以降もしばらくははまなす編成、ラベンダー編成ともに他列車への充当が決まっているので、何らトラブルなく乗り切ってほしいですね。
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ノースレインボーエクスプレスにキハ261系5000番台はまなす編成、未確認ながら、キハ183系一般車も登板しました。
主な理由が、車輪に傷をつくってしまうことです。急ブレーキをかけた際に傷をつくってしまいます。近年北海道では、鹿が線路内に侵入し、いきなり飛び出してくることもあるので、急ブレーキをかけざるを得ません。場合によっては、轢いた鹿が車両の下敷きになったりすることもあるので、それを防ぐためにも、避ける方法として急ブレーキを使用せざるを得ないのです。ネットではいくつも動画が上がっているので、確認してみてください。
宗谷本線では、特に音威子府〜天塩中川間において、鹿との遭遇率が多くなっています。運用の途中で一旦旭川運転所(旭アサ)に出入りするため、その際に点検で傷が見つかることが多いです。
ではなぜ、車輪に傷をつくると列車を運休させるかというと、車輪踏面にフラット等の損傷がある場合、通常とは異なる振動が発生してしまい、部品の脱落などのさらなる不具合の原因になる場合があるからです。これは安全運行に支障をきたすことにつながりますから、原則として乗客を乗せて列車を走らせることができなくなります。
旭川運転所(旭アサ)で発見されることが多く、車両はそこでリタイアし、上りの特急「宗 谷」などのスジを使って最終的に車両を札幌まで回送させるようです。
年末年始輸送期間中も、宗谷本線だけキハ54形で代走、札幌〜旭川間を特急「ライラック」で代替したり、写真のノースレインボーエクスプレスやはまなす編成が代走に入りました。はまなす編成については、本来は特急「とかち9号」、特急「とかち4号」に充当していましたが、これらの列車を通常のキハ261系1000番台に切り替え、代走として登板したのです。
今回は代走用としても使うはまなす編成やラベンダー編成が他列車に充当している最中に車両不足に陥りました。しかし、はまなす編成とラベンダー編成の運用を確認していると、特急「とかち」と特急「北斗」に充当しているものの、連日一方は札幌に帰ってきている運用が組まれており、もし突発的な代走が必要になった際は、すぐに充当できるようにスケジュール調整が最初からされていたのかもしれません。
なので、ラベンダー編成が札幌に帰ってきているタイミングで代走が必要だった場合は、はまなす編成ではなく、ラベンダー編成が充当されていたのでしょう。
冬季は全部が全部ではありませんが、はまなす編成が主に宗谷線特急として使用されていました。はまなす編成が投入されてから3年目になりますが、今シーズンは初めて今のところ冬季に宗谷線特急の充当がない珍しい年。管理者も大丈夫なのか心配でしたが、やはり代走車両でなんとかやり繰りする厳しい状況がみられました。
これは後日お伝えしていきますが、現行ダイヤになって今年で6年目になりますが、この旭川駅発着体系、宗谷本線内を特急3往復を維持していく体制は限界だと感じています。遅延や車両不具合の原因もここを見直さなければ改善できないと思います。
なんとか車両不足を乗り切り、今は通常運転に戻っている宗谷線特急。1月以降もしばらくははまなす編成、ラベンダー編成ともに他列車への充当が決まっているので、何らトラブルなく乗り切ってほしいですね。
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