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岩見沢に保存されている711系の今

1年に1回紹介している岩見沢の711系。

訪問から1ヶ月経過してしまいましたが、3月に行ってきました。





近くまで行った際の寄り道でしか訪問しませんが、数年前のひどい状態から徐々に修繕されて綺麗になってきました。

相変わらず、屋根もなくて冬季もブルーシートで冬囲いせずに放置されていますが、数年前から比べると修繕されて綺麗な状態を維持しています。これを末長く維持し続けてほしいですね。





雪解けシーズンで途中の歩道がぐちゃぐちゃだったので遠方からの撮影になりましたが、道路に面していない側の先頭車は補修中でした。

あれだけ保存成功時には話題になった711系ですが、いざ数年経過したら誰も見向きもせず、SNS上ですら滅多に話題に上がらなくなりました。大地のテラスに行けば、レストランで食事をする方がメインで、赤電車は見向きもしません。

キハ183系スラントノーズ車のように、道の駅である程度集客を見込める場所でないと注目度は低く、大地のテラスは付近まで路線バスが何本か有していたと思いますが、原則自家用車での訪問でないと難しいです。

かといって、道の駅あびらD51ステーションと一緒に・・・では、711系がそもそも活躍したエリアではないので、歴史的背景にそぐわなくなってしまいます。

この711系は北海道でクラウドファンディングで車両を保存した第1号です。キハ183系の場合は、711系や24系などの反省点を踏まえて実施したようなものですから、逆に3回目にしてようやく意味のある、注目される、最良の保存方法が確立されたと思います。

この当時は広大な場所を見つけ、将来的な修繕費用も確保しましたが、やはり初の試みであり、野ざらしにしてどの程度車両が劣化していくのかも未知数でした。結果的に冬囲いの必要性、屋根の必要性を認識し、キハ183系の保存方法にこぎつけました。

安平町のキハ183系スラントノーズ車から比べると残念な結果になりましたが、機会があれば、皆さんもぜひ立ち寄ってみてください。












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コメント
12776: by 楓 on 2023/08/01 at 05:40:08

ここの711系、ATS-DN車載器が付けられたままなんですよね…
現役時代も全く使われてなかったはずなのに何故取り外さずにそのままにしたのかが謎です。再利用できないか外す費用と手間の関係かなんですかね?

12782: by 管理人 on 2023/08/02 at 07:02:41

>>楓さん、コメントありがとうございます。

2012年あたりから北海道でDN関連の機器取り付けが多かった記憶があります。引退直前でDNの使用が開始されたので、ギリギリ使用されていると思います。

展示車両は引退前に運用を離脱し、早々と岩見沢に疎開されました。輸送費を抑えるため、その疎開していた車両を大地のテラスまで輸送したのです。疎開されて放置されていた車両であれば、輸送に伴う車両点検も必要最低限になるはずなので、機器が残っていても仕方ない気がします。

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