明日からいよいよ737系がデビュー!!
近郊形電車 - 2023年05月19日 (金)
JR北海道初のワンマン電車、737系が明日5月20日(土)から営業運転を開始します。

メインの運行区間となるのは苫小牧〜室蘭間。車両の所属先は札幌運転所(札サウ)になるため、早朝と深夜に千歳線を走行し、札幌駅からの列車も1往復設定されます。
主に従来のキハ143形を置き換える目的で投入されますが、既に発表されているダイヤを確認すると、苫小牧〜室蘭間において、H100形で運行されている列車の一部についても置き換えます。
711系の運行が終了して以降、苫小牧〜室蘭間は電化されているものの、定期的な電車の乗り入れは特急「すずらん」の785系または789系1000番台が1日に12本と、電化設備の持ち腐れ状態が続いていましたが、11年を経てそれが解消されることになります。
ダイヤを確認してみると、投入する効果が最も大きいのが苫小牧〜東室蘭間。平均所要時間が従来は1時間10分だったのが9分短縮して1時間01分に。最速列車は従来は1時間03分だったのが55分と8分短縮します。
これにより、始発駅の発車時刻を遅らせることができ、例えば、苫小牧駅発15時前後の列車について、従来は東室蘭行きと糸井行きが2本ありましたが、発車時刻繰り下げと所要時分短縮によって2本を1本に集約しているダイヤもあります。
苫小牧〜東室蘭間を通しで運行する列車については、1往復以外は737系になります。1往復はH100形で運行し、所属先である苫小牧運転所(札トマ)への車両の送り込み、返却を兼ねているための設定です。
H100形充当列車は本数は少なくなりますが、従来どおり東室蘭〜長万部間の非電化区間、苫小牧〜東室蘭間1往復のほか、登別〜東室蘭間や東室蘭〜室蘭間の一部の普通列車にも引き続き充当します。

そして、737系の投入に伴うダイヤ変更、列車の行き先の変更によって廃止される785系または789系1000番台による室蘭発の普通列車。
特急「すずらん10号」で室蘭駅到着後、車両を滞泊先の東室蘭駅へ戻すために回送を兼ねて深夜に1本のみ設定されていましたが、今回同列車が時刻変更及び行き先変更によって廃止されます。
明日からは時刻を約20分繰り下げてH100形に代わり、長万部行きとなります。
特急「すずらん」は東室蘭〜室蘭間を普通列車として運行していますが、その際のヘッドマークは「すずらん」のものを継続使用しており、写真のように「普通」と表示するのは深夜の1本だけでした。普通列車としての運転は継続しますが、「普通」と表示する785系または789系1000番台は見られなくなりそうです。
737系投入に伴い、今回はダイヤ変更という形でダイヤ改正ではありません。特急列車等についてはダイヤの変更はありません。
最高速度の向上や電車化による加減速性能の向上で普通列車の高速化が図られる室蘭本線。おそらく、駅間距離が長く、直線が続く区間では、特急列車に引けをとらない速さでぶっ飛ばすんでしょうね。
明日からの営業運転が楽しみです。
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メインの運行区間となるのは苫小牧〜室蘭間。車両の所属先は札幌運転所(札サウ)になるため、早朝と深夜に千歳線を走行し、札幌駅からの列車も1往復設定されます。
主に従来のキハ143形を置き換える目的で投入されますが、既に発表されているダイヤを確認すると、苫小牧〜室蘭間において、H100形で運行されている列車の一部についても置き換えます。
711系の運行が終了して以降、苫小牧〜室蘭間は電化されているものの、定期的な電車の乗り入れは特急「すずらん」の785系または789系1000番台が1日に12本と、電化設備の持ち腐れ状態が続いていましたが、11年を経てそれが解消されることになります。
ダイヤを確認してみると、投入する効果が最も大きいのが苫小牧〜東室蘭間。平均所要時間が従来は1時間10分だったのが9分短縮して1時間01分に。最速列車は従来は1時間03分だったのが55分と8分短縮します。
これにより、始発駅の発車時刻を遅らせることができ、例えば、苫小牧駅発15時前後の列車について、従来は東室蘭行きと糸井行きが2本ありましたが、発車時刻繰り下げと所要時分短縮によって2本を1本に集約しているダイヤもあります。
苫小牧〜東室蘭間を通しで運行する列車については、1往復以外は737系になります。1往復はH100形で運行し、所属先である苫小牧運転所(札トマ)への車両の送り込み、返却を兼ねているための設定です。
H100形充当列車は本数は少なくなりますが、従来どおり東室蘭〜長万部間の非電化区間、苫小牧〜東室蘭間1往復のほか、登別〜東室蘭間や東室蘭〜室蘭間の一部の普通列車にも引き続き充当します。

そして、737系の投入に伴うダイヤ変更、列車の行き先の変更によって廃止される785系または789系1000番台による室蘭発の普通列車。
特急「すずらん10号」で室蘭駅到着後、車両を滞泊先の東室蘭駅へ戻すために回送を兼ねて深夜に1本のみ設定されていましたが、今回同列車が時刻変更及び行き先変更によって廃止されます。
明日からは時刻を約20分繰り下げてH100形に代わり、長万部行きとなります。
特急「すずらん」は東室蘭〜室蘭間を普通列車として運行していますが、その際のヘッドマークは「すずらん」のものを継続使用しており、写真のように「普通」と表示するのは深夜の1本だけでした。普通列車としての運転は継続しますが、「普通」と表示する785系または789系1000番台は見られなくなりそうです。
737系投入に伴い、今回はダイヤ変更という形でダイヤ改正ではありません。特急列車等についてはダイヤの変更はありません。
最高速度の向上や電車化による加減速性能の向上で普通列車の高速化が図られる室蘭本線。おそらく、駅間距離が長く、直線が続く区間では、特急列車に引けをとらない速さでぶっ飛ばすんでしょうね。
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