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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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2023年度ゴールデンウィーク期間中の「北斗」〜最大は8両編成でした!

ゴールデンウィーク輸送期間中の特急「北斗」について。

閑散期は5両編成と、こちらも短い編成になってしまいますが、6両編成などでの運行も多いのが特徴です。キハ261系1000番台に統一されたことで、増結用中間車を特定の運用に対して集中的に増結することが難しくなりました。

よって、今回も最大8両編成での運行でした。



まずは、5月3日の特急「北斗3号」を北広島市内で。こちらは7両編成でした。



次に、5月5日の特急「北斗14号」を千歳駅で。ゴールデンウィーク輸送期間中最大の8両編成でした。



その後、新札幌駅に移動して特急「北斗16号」を。こちらも8両編成でした。




5月3日の千歳駅滞在中に特急「北斗9号」の通過時を動画で撮影しました。「北斗」の運用の中で増結をあまり実施しない運用です。こちらは6両編成でした。


1年で長い編成を確認しやすいというのがちょうど今時期であり、それが修学旅行シーズンです。修学旅行シーズンになれば、集約臨のほか、特急「北斗」も定期列車で最大9両まで増結されます。ここ連日も最大9両で運行しており、実は繁忙期輸送シーズンよりも長い編成が見られます。

これは、特定の運用にしか増結を集中して実施しないために実現します。繁忙期輸送時は、どの運用に対してもある程度増結するために、増結車両を分散していますが、これを特定の運用にだけ集中させることで実現するものです。

以前よりも最大両数が1両、2両減っていますが、本数がある程度確保され、どの列車に対してもほぼ均等に増結しているので、需要が大きく上回ることはなかったようです。また、期間中の輸送状況に関して、コロナの影響を受けていない2018年度のものと比較して7割程度しか達成されておらず、これだと、両数を減らしても問題ないないでしょう。脱コロナに徐々になりつつあるからといって、そのまま利用もコロナ禍前の水準に戻ることはないようです。

減速前に比べて、所要時間が大幅に延びてしまったこともあり、苦戦を強いられている函館方面。いずれ道東方面のように利用が徐々に落ち込んでしまうのでしょうか??











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12721: by 龍 on 2023/07/01 at 01:43:56 (コメント編集)

札幌駅の千歳線(千歳方面)時刻表のうち、新千歳空港駅に乗り入れることができない列車は、2023年3月18日ダイヤ改正時点でこれだけあります。

・6時:00分(函館・特急)、08分(苫小牧・普通)、21分(東室蘭・普通)、34分(苫小牧・普通)、48分(釧路・特急)、52分(函館・特急)
・7時:00分(苫小牧・普通)、15分(千歳・普通)、30分(東室蘭・特急)、51分(苫小牧・普通)・58分(帯広・特急)
・8時:11分(千歳・普通)、26分(苫小牧・普通)、36分(千歳・普通)、43分(函館・特急)、52分(釧路・特急)
・9時:04分(千歳・普通)、38分(函館・特急)、40分(苫小牧・普通)
・10時:02分(千歳・普通)、25分(千歳・普通)、33分(帯広・特急)、48分(苫小牧・普通)、57分(函館・特急)
・11時:15分(千歳・普通)、32分(室蘭・特急)、50分(釧路・特急)、53分(苫小牧・普通)
・12時:09分(函館・特急)、16分(千歳・普通)、50分(苫小牧・普通)
・13時:14分(千歳・普通)、27分(函館・特急)、38分(苫小牧・普通)、56分(室蘭・特急)
・14時:03分(千歳・普通)、17分(釧路・特急)、27分(千歳・普通)、38分(函館・特急)、51分(苫小牧・普通)
・15時:13分(千歳・普通)、30分(函館・特急)、39分(千歳・普通)、51分(帯広・特急)
・16時:03分(室蘭・特急)、16分(苫小牧・普通)、42分(千歳・普通)、51分(函館・特急)
・17時:03分(苫小牧・普通)、14分(千歳・普通)、26分(釧路・特急)、39分(千歳・普通)
・18時:02分(苫小牧・普通)、26分(千歳・普通)、40分(帯広・特急)、47分(函館・特急)、53分(苫小牧・普通)
・19時:14分(室蘭・特急)、16分(千歳・普通)、39分(釧路・特急)、42分(苫小牧・普通)
・20時:36分(苫小牧・普通)
・21時:06分(帯広・特急)、27分(苫小牧・普通)
・22時:00分(室蘭・特急)、07分(千歳・普通)、26分(千歳・普通)、48分(苫小牧・普通)
・23時:10分(苫小牧・普通)、34分(千歳・普通)、59分(千歳・普通)

千歳発着の普通列車は除外するとしても、これだけの本数の列車が新千歳空港駅に停車できないのは、あまりにも勿体無いです。

北海道ボールパークFビレッジ(エスコンフィールド北海道)関連の運行体系(臨時列車の増発や新駅の開業)を考慮しても、新千歳空港駅のスルー化は不可欠だと考えます。

ただ、スルー化するにしても、新千歳空港の第3ターミナルを新設するかどうかで話が変わってきます。新千歳空港は東側の第1ターミナルが国内線用、西側の第2ターミナルが国際線用で、現在の新千歳空港駅は第1ターミナルの地下にあります。第1ターミナルの南側に国内線・国際線用の第3ターミナルを新設する計画があるのですが、コロナ禍の影響でこの議論が中断になってしまっているのです。もし第3ターミナルを新設する場合、羽田空港や成田空港のようにターミナルごとに別々の駅を用意する必要が出てくる可能性があるわけです。

いずれにせよ、早く決めてもらいたいですね。個人的には第3ターミナルの新設も新千歳空港駅のスルー化も、今後の北海道のことを考えれば必須だと考えていますが。

12724: by 管理人 on 2023/07/01 at 07:17:30

>>龍さん、コメントありがとうございます。

新千歳空港駅は開業以来、設備を増やすことなく現状維持で推移していますが、その間に利用者は増え続けて、インバウンド需要も増加傾向に。ターミナルビルも規模が拡大し、従業員の数も増えていると思います。

鉄道以外の輸送・移動手段があるといっても、現状の新千歳空港駅の構造では限界があり、加えて千歳線の遅延理由にも繋がり兼ねませんから、やはり以前あったスルー化というのは将来的には実現させるべきだと思います。

そうなれば、エアポートのほかに、特急や普通列車へ利用を流せるわけで、千歳線の輸送量自体に限界が生じている昨今、他の列車に利用を流すしか方法がないと思います。

新幹線も大事ですが、こっちも早く取り組んでほしいです。

12784: by 龍 on 2023/08/03 at 02:30:46 (コメント編集)

特急「北斗」と競合する都市間高速バス「高速はこだて号」(北都交通・北海道中央バス・道南バス・函館バスの共同運行)が、2023年10月1日から本数が8往復から4往復に変更されることになりました。乗務員の不足と運用車両の老朽化のため、道南バスが共同運行から撤退するためで、直行便・深夜便の合計4往復が廃止となり、全便が八雲町・森町に停車となります。

「高速はこだて号」ではこれと同時に変動運賃制を導入しますが、本数が半減する上に直行便が無くなって所要時間が5時間20〜30分から5時間30〜40分と若干伸びてしまうため、特急「北斗」やもう一つの都市間高速バス「函館特急ニュースター号」(北海道バスが運行)に少なからず影響が出ると考えられます。

12794: by 管理人 on 2023/08/09 at 07:28:58

>>龍さん、コメントありがとうございます。

代替すべき交通機関の体力維持が難しいとなれば、在来線にも影響が出ることはほぼ間違いです。

将来的に旅客輸送廃止となれば、さらに影響が出ると思います。九州のように鹿児島ルート全通時や西九州新幹線開業時のように、何からの形で在来線や列車は残りました。こうして徐々に縮小、あるいは一定期間JRとして存続するという形で移行していけば綺麗に収拾がつくのではないかと思います。

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