737系営業運転開始
近郊形電車 - 2023年06月02日 (金)
紹介が遅くなってしまいましたが、737系が営業運転を開始しています。

定期列車はどれも2両編成。今回は20時以降、苫小牧駅に張りついていましたが、結構発着があってなかなか楽しかったです。

車内はこのような感じ。シート生地が733系のグリーン系からあずき色に変わっていることで、落ち着きのあるイメージです。

行き先表示器です。ドアチャイムは733系のものを、停車時のドア開閉アナウンスについては、H100形のものが使用されていました。個人的にはドアチャイムもH100形タイプのものを採用してくれた方がよかったと思います。


撮影日当日は、通常であれば札幌行きの列車ですが、エスコンフィールドでの試合のため、千歳駅までの運転でした。やはり電車化による性能アップは驚異的であり、深夜の千歳線を豪快に飛ばしていました。
ここで、定時刻における千歳駅から札幌方面への回送ですが、千歳駅の発車が22時25分と、かなり待機することがわかりました。確認していると、深夜だからといってダイヤに余裕があるわけではなく、定期列車と貨物列車の合間を縫って回送されます。
千歳駅発車後はサッポロビール庭園駅で特急「おおぞら12号」と快速「エアポート225号」を待避し、快速「エアポート227号」の先を走って札幌方面へ回送されていきます。
発車シーンと走行音の動画を撮影したので以下で確認してみてください。
従来使用していたキハ143形に比べて、19センチの低床化を行い、バリアフリーにも対応しています。
車体は733系の軽量ステンレスではなく、アルミ合金製。理由は、運転台とワンマン装置を搭載しなければならないため、車両の重量が重くなってしまいます。そこで、軽量ステンレスに比べて比重が1/3しかないアルミ車体とすることで、車体の重量増を抑制し、加速・減速などの動力性能の向上も図っています。また、自重を軽くすることで、軌道への負担を軽減する効果もあります。
軌道加速度は2.2km/h/sで、既存の近郊形電車と同等の性能となっています。営業運転で既存の車両との併結運転は考慮されていませんが、故障時の救援等の際は併結運転が可能なようです。
2両編成×13本の計26両を投入します。室蘭本線だけにはこの両数は不要です。実はキハ143形だけでなく、721系の一部についても置き換える計画であり、函館本線の旭川方面での使用も視野に入れているでしょう。
乗車した印象では、キハ143形よりも快適でした。高速運転中でも揺れが少なかったです。ヨーダンパの効果が大きいと思います。
今後も721系一部の置き換えのために勢力を拡大する予定の737系。721系から置き換えるのでスピードアップは望めませんが、より快適な移動ができることを期待しています。
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定期列車はどれも2両編成。今回は20時以降、苫小牧駅に張りついていましたが、結構発着があってなかなか楽しかったです。

車内はこのような感じ。シート生地が733系のグリーン系からあずき色に変わっていることで、落ち着きのあるイメージです。

行き先表示器です。ドアチャイムは733系のものを、停車時のドア開閉アナウンスについては、H100形のものが使用されていました。個人的にはドアチャイムもH100形タイプのものを採用してくれた方がよかったと思います。


撮影日当日は、通常であれば札幌行きの列車ですが、エスコンフィールドでの試合のため、千歳駅までの運転でした。やはり電車化による性能アップは驚異的であり、深夜の千歳線を豪快に飛ばしていました。
ここで、定時刻における千歳駅から札幌方面への回送ですが、千歳駅の発車が22時25分と、かなり待機することがわかりました。確認していると、深夜だからといってダイヤに余裕があるわけではなく、定期列車と貨物列車の合間を縫って回送されます。
千歳駅発車後はサッポロビール庭園駅で特急「おおぞら12号」と快速「エアポート225号」を待避し、快速「エアポート227号」の先を走って札幌方面へ回送されていきます。
発車シーンと走行音の動画を撮影したので以下で確認してみてください。
従来使用していたキハ143形に比べて、19センチの低床化を行い、バリアフリーにも対応しています。
車体は733系の軽量ステンレスではなく、アルミ合金製。理由は、運転台とワンマン装置を搭載しなければならないため、車両の重量が重くなってしまいます。そこで、軽量ステンレスに比べて比重が1/3しかないアルミ車体とすることで、車体の重量増を抑制し、加速・減速などの動力性能の向上も図っています。また、自重を軽くすることで、軌道への負担を軽減する効果もあります。
軌道加速度は2.2km/h/sで、既存の近郊形電車と同等の性能となっています。営業運転で既存の車両との併結運転は考慮されていませんが、故障時の救援等の際は併結運転が可能なようです。
2両編成×13本の計26両を投入します。室蘭本線だけにはこの両数は不要です。実はキハ143形だけでなく、721系の一部についても置き換える計画であり、函館本線の旭川方面での使用も視野に入れているでしょう。
乗車した印象では、キハ143形よりも快適でした。高速運転中でも揺れが少なかったです。ヨーダンパの効果が大きいと思います。
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