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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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今年も明日から特急「フラノラベンダーエクスプレス」が運行開始

いよいよ明日から札幌と富良野を約2時間かけて結ぶ特急「フラノラベンダーエクスプレス」が運行を開始します。

詳細は以下のとおりです。





<<運転日>>

6月10日・11日・17日〜30日/7月1日〜31日/8月1日〜13日・19日・20日・26日・27日/9月2日・3日・9日・10日・16日〜18日・23日・24日


<<運行時刻>>

富良野行き札幌行き
札幌7:41富良野16:51
岩見沢8:18芦別17:19
美唄滝川17:45
砂川砂川
滝川8:46美唄
芦別9:15岩見沢18:16
富良野(着)9:45札幌(着)18:50


<<編成>>

<キハ261系5000番台ラベンダー編成>

<富良野⇔札幌>

1号車:フリースペース2号車:指定席3号車:指定席4号車:自由席5号車:自由席








上記のとおりとなります。スマートフォンで閲覧の際は、スマートフォン版での閲覧をお願いします。

運行時刻は昨年と比べて、富良野へ向かう際が札幌駅発車が12分繰り上げられます。富良野駅到着時は多少繰り上げられている程度ですが、その間の途中停車駅についても10分程度繰り上がっているのでご注意ください。

使用車両は昨年と同じくキハ261系5000番台ラベンダー編成です。写真は昨年のもので、専用の凝ったヘッドマークも用意されます。今年はヘッドマークのデザインが刷新されるんでしたっけ?

かつて繁忙シーズンは最大3往復運行されていましたが、現在は1往復となってしまいました。今年はコロナが5類に移行されてから初の運転となります。車両繰りの関係でこれ以上の増発はほぼ不可能ですが、利用が増えることを期待します。

さらに今年は、7月の土休日に富良野〜旭川間を快速列車として延長運転する予定です。ただし、現時点でダイヤは調べることができませんでした。富良野駅到着後、旭川方面へ向かうダイヤになると思います。復路は一旦富良野へ向かい、そこから特急となって引き返すのでしょう。

今年は「富良野・美瑛ノロッコ号」とこの快速列車の2本立てで富良野線を盛り上げます。

かつて、フラノエクスプレスは富良野線を経由して富良野へ向かっていたと思いますが、いつの間にか根室本線・芦別経由で富良野に向かうルートに変わりました。所要時間的にはそちらの方が有利ですが、観光振興という点では富良野線経由の方がよいでしょう。

今回は鉄道利用促進に向けた実証事業の1つとして運行します。7月の土休日のみの運転になりますが、どのような効果・成果をもたらすのか注目です。










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コメント
12701: by 苗穂住民 on 2023/06/11 at 00:23:42

 こんばんは。

 札幌~富良野間のリゾート列車は1986年に札幌と富良野を結ぶ団臨として設定されたのが最初だと思います。時刻表を見ると、1988年3月改正では1往復、1989年3月改正・1990年3月改正では2往復、1991年3月改正では3往復が臨時特急として設定され、いずれも根室本線経由でした。夏臨は1991年の時刻表しか手元にありませんでしたが、3往復で根室本線経由でした。

 地平時代の旭川駅は函館本線~富良野線は直通できない配線になっていたので、札幌~旭川経由~富良野間の列車設定は難しかったはずです。今回のように根室本線経由(札幌~滝川~富良野~旭川)で、富良野~旭川間を快速として延長運転する列車はありました。

12705: by 管理人 on 2023/06/11 at 23:00:17

>>苗穂住民さん、コメントありがとうございます。

昔、フラノエクスプレスが紹介された複数の絵本では、富良野線で撮影されたものが多かったです。ということは、根室本線経由で富良野線に入っていたということでしょうか?

もしかしたら直通運転の写真が使われた可能性があり、絵本だからそのあたりの詳細が明確に記載する必要がなかったということなのでしょうか?

12706: by FF on 2023/06/12 at 03:04:14 (コメント編集)

フラノエクスプレスが一般営業やタイアップ営業を旭川経由で運転した実績は一切ありません。

そもそも最初は2両の座席を買い取られた富良野地区タイアップ営業列車としての設定ですので、「富良野直行」が目的の列車ですから、途中で降ろすなんて論外でした。それは後に終わってしまうことで滝川の運転停車を客扱いに変更しますが、その後も全てが芦別経由での運転です。単純に旭川駅を函館本線から富良野線へ通り抜けることが不可能だったことに起因しているのですが、仮に直通可能だったとしても、列車の性格から富良野線経由で運転されることは無かったと思いますよ。


富良野線の写真が多数あるのは、デビュー当初の営業間合いで撮影しやすい時間帯に富良野線を快速列車として往復していたからです。最初の1シーズンは新車ですから、フィーバー状態だった部分がありました。ちなみに札幌からの直通列車ではありません。全ての客を降ろし、ホームを入れ替えて、富良野駅で1時間近い時間を置いてからの出発です。

最初の1シーズンの営業を終えて4両編成になってからは、団臨も含めて富良野線に入線実績がありますが、多客期は札幌~富良野間を2往復するようになったため、そうなっている時に富良野線へ入る時間はありません。


なお、札幌から旭川経由富良野行きの特急列車は、ラベンダー編成デビュー列車が初めての設定でしょう。富良野へ行きたい一般客が乗り合わせず「車両に乗ること自体を目的とする列車」だったので、実現出来たとも言えます。

12708: by 管理人 on 2023/06/15 at 23:47:21

>>FFさん、コメントありがとうございます。

詳しい情報をありがとうございます。旭川駅が地上の頃だった時代の富良野線ホームについては、離れた場所にあるということだけしか知らず、直通運転そのものができないというのは初めて知りました。

ということは、団体臨時列車か、富良野駅で折り返して富良野線に入線した際の様子が絵本に載っていたということでしょうか。確かに3両編成の写真もありましたので、デビュー当時の写真だったのかもしれません。

押入れの奥深くに昔の時刻表を保管しているので、どのような運行形態だったのか、再度管理者の方でも調べてみようと思います。

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