721系3000番台F-3016編成の解体開始
近郊形電車 - 2023年08月28日 (月)
先日記事として掲載した721系3000番台F-3016編成の苗穂工場解体線への入線。

その後、いよいよ解体が開始されています。721系初の廃車&解体です。ということは、今後も廃車&解体となる車両が順次出てくる可能性が高いでしょう。
正式な時期は不明ですが、昨年から既に営業運転を離脱していたようで、その後長期にわたって苗穂工場に入場していました。残念ながら、復帰することなく解体されてしまった流れです。
製造から34年が経過していると思います。老朽化が進行すると同時に、修理部品の確保ができない状況になっていると思います。もしかしたら、故障などを機に苗穂工場に入場し、部品取りとしてしばらく使われていたのかもしれません。
本州だったら機器更新等でさらに延命させるのかもしれませんが、北海道の場合は、一年を通じて気候の変動が激しく、それが車体への負荷を大きくします。また、一連の不祥事や事故をきっかけに、車齢の高い車両を使っていることについても叩かれるようになりました。選択と集中を進める中で、車両メンテナンスを図る上で作業を極力統一するため、新しい車両で統一して、現場の負担低減を図っています。
社員の出入りも激しく、即戦力を求めている環境下で、極力車種を減らすことで現場の負担を減らしています。こうした古い車両を維持し続けることは現場にとっては大きな負担しかないのです。
加えて、転換クロスシート車は、通路の幅が狭くなってしまい、昨今の旅行者のスーツケースのスペース確保の問題、通勤時間帯における混雑の問題などが出てきました。
また、日差し除けを設置しなくても済むことや、座席の向きを変える必要がないため、作業員の負担も減らすことができます。業務上の事情に焦点をあてると、転換クロスシート車は733系のようなロングシート車と比べて不利な点が出てきてしまい、こうした事情も含まれていると思います。
快速「エアポート」用の6両編成も置き換え計画が既に発表されており、今後数年で急速に数を減らしていくことが予想され、今後の動向が注目されます。
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その後、いよいよ解体が開始されています。721系初の廃車&解体です。ということは、今後も廃車&解体となる車両が順次出てくる可能性が高いでしょう。
正式な時期は不明ですが、昨年から既に営業運転を離脱していたようで、その後長期にわたって苗穂工場に入場していました。残念ながら、復帰することなく解体されてしまった流れです。
製造から34年が経過していると思います。老朽化が進行すると同時に、修理部品の確保ができない状況になっていると思います。もしかしたら、故障などを機に苗穂工場に入場し、部品取りとしてしばらく使われていたのかもしれません。
本州だったら機器更新等でさらに延命させるのかもしれませんが、北海道の場合は、一年を通じて気候の変動が激しく、それが車体への負荷を大きくします。また、一連の不祥事や事故をきっかけに、車齢の高い車両を使っていることについても叩かれるようになりました。選択と集中を進める中で、車両メンテナンスを図る上で作業を極力統一するため、新しい車両で統一して、現場の負担低減を図っています。
社員の出入りも激しく、即戦力を求めている環境下で、極力車種を減らすことで現場の負担を減らしています。こうした古い車両を維持し続けることは現場にとっては大きな負担しかないのです。
加えて、転換クロスシート車は、通路の幅が狭くなってしまい、昨今の旅行者のスーツケースのスペース確保の問題、通勤時間帯における混雑の問題などが出てきました。
また、日差し除けを設置しなくても済むことや、座席の向きを変える必要がないため、作業員の負担も減らすことができます。業務上の事情に焦点をあてると、転換クロスシート車は733系のようなロングシート車と比べて不利な点が出てきてしまい、こうした事情も含まれていると思います。
快速「エアポート」用の6両編成も置き換え計画が既に発表されており、今後数年で急速に数を減らしていくことが予想され、今後の動向が注目されます。
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