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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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2024年3月16日ダイヤ改正情報その11:石北本線の全ての普通列車・快速列車がH100形に!

引き続き、ダイヤ改正情報です。



今回のダイヤ改正でも、H100形の勢力拡大は止まりません!今回は石北本線と釧網本線に投入されますが、今回は石北本線からお伝えします。

石北本線も既に旭川〜上川間で一部列車を除いてH100形への置き換えがほぼ完了していますが、今回はようやく同区間で全ての列車が、そして上川〜網走間の列車についても、全てH100形に置き換わります。

数値上のスペックは大したことありませんが、自動車などを含めて、それ以上の性能を有するのが電気の力。H100形もディーゼルエンジンを搭載していますが、それは走行用ではなく、発電するためのもの。そのエンジンと繋がっているモーターを介して動力が伝えられます。

北海道のローカル気動車だと、性能的にはキハ54形やキハ150形あたりといい勝負になります。

実際にダイヤを確認してみると、留辺蘂〜北見間で最大6分、北見〜網走間で最大9分短縮します。そしてダイヤ改正資料には触れられていませんが、北見峠や常紋峠といった急勾配区間を走る普通列車については、ほとんどの列車で大幅な時間短縮を果たします。

特別快速「きたみ」もH100形に置き換わり、現在は1両編成ですが、ダイヤ改正後は2両編成での運転となります。



長年、北海道ではキハ40形気動車が使用されてきました。キハ54形やキハ150形も投入されましたが、北海道のローカル気動車を全て置き換えるには至りませんでした。

北海道の場合、長距離路線を有し、急勾配区間もあり、冬季には積雪によって列車自身に排雪機能が求められます。そのため、キハ40形では出力不足に陥り、冬季には2両編成以上に増結して運行することもしばしみられました。

一部車両については、高出力化や2軸駆動化など、走行性能の強化を実施していました。

北海道全域での使用を想定した新しいH100形では、そうした性能を持たせることが最低条件でした。徐々に勢力を拡大し、いよいよ難所を2ヶ所有する石北本線に投入されます。

急勾配区間を有しながらもキハ40形が主に使用され、車両の空転によって勾配を登れない事象に長年悩まされてきました。これは特急車両のキハ183系でも時々発生し、勾配を登れなかったら引き返したりして度々輸送障害が発生していました。特急車両についてはキハ283系に置き換えられ、2エンジン搭載で駆動軸が最低で1両あたり2本確保されたことで登板性能も大幅に向上しています。

特別快速「きたみ」も2エンジン搭載のキハ54形や2軸駆動のキハ150形が運用に入っていましたが、それ以外は出力が小さかったり、1軸駆動の車両が大半を占め、勾配区間における登板性能に問題がありました。

H100形は2軸駆動で、今後は2ヶ所有する難所も問題なく登板できるようになります。一方で、途中の主要駅での停車時間が延びているので、列車全体として所要時間の短縮効果は薄いですが、このあたりは徐々に改善されていくことを期待しましょう。










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コメント
13073:道内一般形気動車 by ハマヒデ on 2024/03/01 at 09:25:22

管理人様 いつも興味深く拝見しております。
H100の投入で浮いたキハ54ですが、キハ40の淘汰にまわるのでしょうか?それとも廃車の流れになるのでしょうか?

13074: by 管理人 on 2024/03/01 at 19:34:29

>>ハマヒデさん、コメントありがとうございます。

旭川配置車については、特別快速「きたみ」の運用がなくなる程度なので、予備車両として確保されていくと思います。

留萌本線ではキハ150形とほぼ共通運用のような形で使用されていますが、こちらは道南エリアへの転出に向けて整備を実施するはずですから、その両数分をカバーするのではないかと思います。今回は滝川〜富良野間を置き換えるまでには至らないと予想します。

釧路配置車では、花咲線の予備車両としてH100形が投入されるまで使用されるのではないでしょうか?鹿との接触等で急ブレーキをかけて車輪に傷をつくり、予備車両が不足するケースもしばしば見られます。今季もキハ40形による代走も頻繁に確認されているので、釧網本線分を回すことで、代走なども実施しなくてもOKになると思います。

H100形は元々キハ40形を置き換える目的で導入される車両です。当初の予定から大きく変更されており、黄色線区への導入エリアを拡大したり、路線の縮小・廃止、減便などによって使用する車両数そのものも減少してきています。

おそらく、残り32両導入で増備終了となります。これに737系新製によって苫小牧車に余剰車が発生しています。また、函館本線山線も廃止されます。これらの車両が32両+αになるので、これで宗谷本線名寄以北、根室本線の滝川〜富良野、花咲線、室蘭本線の苫小牧〜岩見沢、石勝線、日高本線を置き換えられるかどうかです。

置き換えが可能であれば、キハ54形も淘汰対象になると思います。函館本線山線分を加味した場合、時間差が生じてしまうので、それまではキハ54形も使用せざるを得ない状況になりますね。

13077: by とっくん on 2024/03/02 at 10:20:00

ダイヤ改正まであと2週間、H100系を写真に撮れる様になるのは確かに楽しみではありますが、馴染みの車輌が見られなくなる(乗れなくなる)事への寂寥感は拭えないですね。

13082: by 管理人 on 2024/03/04 at 00:04:45

>>とっくんさん、コメントありがとうございます。

一般の利用者からしたら、基本的には新しい車両の方がイイに決まっています。古い車両の方がよかったという意見は、座席数の減少の理由を除いて、我々鉄道ファンぐらいしかいないと思います。

新しい車両は速いし、車いす対応だし、車端部は静かで快適です。H100形も沿線住民に愛される車両になってほしいと思います。

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